「雨が滅多に降らない土地に住んでいても、雨乞いをすれば必ず雨を降らすことができる民族がいる。それはなぜかというと“雨が降るまで雨乞いをするからなんです”」
えええ!?
雨乞い部族の話って「雨乞い」と「雨が降る」の間には何の因果関係もないのに、偶然雨が降ったことを雨乞いのおかげだと信じてる部族を皮肉った話で、転じて因果関係がない事象を結びつけて論じる愚を戒めるものなのに。
人事部長はこう言いたいの?
「内定になんにも結びつかないセミナー参加や面接御苦労さま。せいぜい踊ってるがいいよ。運が良ければどこかから内定もらえるかもね」
もしそうなら下種だなあ。
それとも、
内定をもらうには「続けること」、「諦めないこと」が大切だとみんな言う。
それともそんな深い考えなんかなくて、「若造を煙に巻くのに適当な話でもしておくか」かな?
ああ、なんかこれが一番しっくりくるわ。
というか、これでいてください。
上二つだったら絶望。
努力なんて雨乞い程度の意味しかないよ