2011-05-09

なぜ保守原発推進で、リベラル原発反対なのか

おそらく保守理想は「(たとえ犠牲になる人がいるとしても)一人でも多くの人を幸福にする社会」で、

リベラル理想は「(たとえ誰一人幸福にならなくても)全員が等しく不幸を分かち合う社会」なのだろう。

保守原発犠牲になる人や地域がいることを知りながら、それでも原発を推進してきた。

それは経済成長には安定的なエネルギーが必要不可欠からであり、

多数の失業者を出すよりも、少数の被曝者を出してでも多数の国民を食わせるほうがいいと思ったからだ。

逆にリベラルは、少数でも犠牲を出すくらいなら経済成長などいらない、と考えている。

その結果企業倒産して失業者が出ても構わない、金持ち資産を取り上げて分配すればいい、

誰かを犠牲に豊かな生活を送るよりも、全員貧乏になるほうがいい、と思っている。

今までは犠牲がそれほど目に見えなかったから、みんな保守の言うことを聞いて原発を推進してきた。

いざ目の前に痛ましい犠牲が出ると、リベラルの言うことが正しかったと思えてくるようになった。

ではこの先リベラルの言うことを聞いて、全員貧乏社会が出現したらどうなるのだろうか。

  • リベラルは、少数でも犠牲を出すくらいなら経済成長などいらない、と考えている。 リベラルの定義、政治思想を理解していないのではないかと。

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