画一化が進む。さらに、世界的な大企業が日本の大企業を飲み込む。
世界の画一化が進む。同じものを食べ、同じ道具を使い、同じ言葉を話す。
これが地球市民。
交通手段のさらなる進化によって地球はもっともっと小さくなっていく。
その繰り返し。
それが銀河系にまで拡がり、科学技術はさらに発達し、地球人類は別の銀河へと進出。
むしろ多様性を潰すことこそが生き甲斐なのだ。全てを取り込み同化していく。
やがて全てが同じものになる。果てがあるなら、そこで地球人は滅びる。あるいはその前に、別の意志を持った知的生命体に滅ぼされる。
どこまで進んでも結末はただ一つ。滅亡。
命あるものは滅びの時を迎えるまで自分達の勢力を広げ続け、他の勢力との抗争に明け暮れる。