今まで何度も追及を受けるも躱し続けて勢力拡大をしてきたカルトの帝王・統一教会。
同じく毎年多数の苦情や被害相談があっても勢力拡大をしてきたマルチの帝王・アムウェイ。
この2つの団体の悪行を具体的に知ったのは悪徳商法マニアックスという今は亡き(今もあるみたいだけど普通の人は読むことはできない)掲示板サイトの投稿によってだった。統一教会やアムウェイの被害投稿がたくさんあったのだ。
サイトが現役だった00年代は、こんだけ被害が出ていても規制する法律はなく行政も何もできず、「やったもん勝ち」の時代であり、そうやって日本の、世界のインターネットは発展してきた。
それが2022年、統一教会は過去一番の糾弾を受け、アムウェイも行政処分を受けた。時代が変わったと感じる。
悪徳商法マニアックスは、Google八分を受けて潰れていったサイトだった。当時は「Googleが検索結果を操作して特定サイトを表示させないなんて」という驚きもあったけど、今はGoogleの検索結果が操作されて都合の良いサイトしか表示されないのは誰でも知っていることとなった。
SNSでは一般企業の「ずるい商売」については個人ですぐに告発されて拡散されて企業側が謝罪することになったりするが、統一教会やアムウェイなんかの巨大組織の悪徳商法だと組織的なSNS対策を上回れず無力に感じる。どっしりと淡々と投稿を積み上げる告発掲示板は今でも必要だと思った。