2022-06-29

上達というのは練習していないときにするものではという疑義がある。

例えば、ここにひとりの運動音痴がいるとする。

その人はスポーツほとんどしたことがなくて野球したことがない。

そういう人にバッティング練習バッティングセンターなんかでさせてみるとする。

その人は運痴なのでなかなかボールには当てることが出来ない。

という状況。

 

まあなんとなく予想できるのは運動音痴運動音痴なりに練習を続けていけば

だいたい人並み程度にはバットボールが当たるようになるということだと思う。

 

で、こっから疑義の部分なんだけど

この人が練習を例えば1ヶ月ほぼ毎日続けた場合

始めの10日間練習した後に全く練習をしなかった場合とで

同じ練習開始から一ヶ月後のバッティングの上達具合はだいたい同じではないか

ということなんだ。

もちろん世の中には同一人物が二人存在しないので実験するのは難しいのだけれど、

でもなんとなく実感としてそういうことはありえる、と感じる人もいるのではないだろうか。

あるいはすでにそういう研究結果のようなもの存在するのかもしれない。

脳にある情報入力したときに、その物事に対しての解析にはある程度の時間を要する。

その時間は意外と長いし、毎日毎日同じ情報を脳に食わせたからと言ってその解析時間が早くなるというわけではない。

からある程度の情報を脳に与えた段階で情報ストップするのと

継続して同じ情報を与え続けるのとでは、解析に必要時間が経過した後には同じような上達具合になるのではないか?と思っている。

これがもしも真であるとするなら、新人教育のあり方とか考え直さなければならないように思う。

  • 短期に詰め込んでも身につかないのはあると思う。 人間が一度に身につけられる能力には限度があるだろうし。

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