Steamで配信中の『ヘクスシード』は端的に言えば六角形のマインスイーパ。
盤面の数字をヒントに「危険」が埋まっているマスをマークしながら安全なマスを開けていく。
マインスイーパと違うのは、「一方向にある危険の数」や壁などのギミックがあるところ。
指示されたスタート地点から始めることで必ず論理的に解けるようになっている。
マインスイーパにしばしば発生した「最後の2択で運でしか解けない」という状況が、
本作では発生しないところは素晴らしい。
一方で、マインスイーパと比較して操作性が違うことでストレスになる点が大きかった。
1点目は、「危険」のフラグを間違って置いた瞬間にお手付きになる点。
マインスイーパでは「ここが仮に地雷だとすると」という仮定を思考している段階で仮置きしていたのだが、本作では仮置きができず、正解か間違いかを瞬時に判定されてしまう。
2点目は、0マスの周囲が自動で開かない点。
マインスイーパでは0のマスを開いたら、自動で何かしらの数字のマスが出るまで開いてくれるのだが、本作では手動で開かないといけない。
「周りを開くコマンド」があって多少は面倒さは緩和されるが、それでも一部ステージでは、延々と0のマスに対して「周りを開くコマンド」を実行することになりこれもストレス。
マインスイーパでは例えば2のマスの周りにフラグが1個しかない状態で「周りを開くコマンド」を実行しても何も起こらない。
なぜならプレイヤーがあともう1個の地雷の位置を指示してないからだ。
ところが本作では2のマスの周りにフラグが1個しかない状態で「周りを開くコマンド」を実行したら、明らかに「危険」の数が足りないのに
周りをすべて開こうとして、結果お手付きになる。