うちには父親の買った本と俺の買った本が同じ本棚に並んでるんだけど、女性小説家の本はほぼない。200冊くらいある本のうち女性の作家は1割以下。
ノンフィクションなら10冊だけあるけど、小説となると小野不由美の「屍鬼」と宮部みゆきの「残穢」だけで、これは俺がホラー好きだから買っただけでほかは全部男性作家。
女性小説家の本は読んだけど売ったり捨てたりしないで残ったのがこれだけだった。
あんまり読んだことないから印象なんだけど、女性作家の小説はどちらかと言うとエッセイに近いと感じる。
自分の生活の周りを観察したり感じたりしたことを広げて作品にしてる。
男性作家の小説が文体や話がバキッと尖ってるのに対して、女性作家の小説はマイルドで読みやすい。
だからなのか俺は女性作家の小説は引っかかりが少ないというか読んだ感じがあまりしない。