オタクが経済回してるってのは半分嘘で、いまコンテンツ産業にお金をかけるのがオタクしかいなくなっているだけだと思う
日本の経済状況はどんどん悪くなってるし、コンテンツ産業も全体的に見れば先細っていってる
文化が産業になってるものは、一般論としては、景気が悪い時期になると挑戦的なものが市場には出てこなくなる
(代わりにインディーとか地下活動とかは活発になって新しいカルチャーを育む下地をうんだりするけれども、これらは大規模なものをやる力を持ち合わせていないため広まらない)
資本主義の原理が働いていることや、オタクが市場を支配していること、市場から多様性が失われていること、それが批判されるべきことであるという意見、これらはどれも全部正しいし、どの立場がどの立場と相容れないというようなものではないと思う
オタクにとってはオタクが占める現環境を満喫できることはしあわせなことだろう
ただ、オタク市場はオタクのチカラによって他にはない長く続く強い生命力を持っているかのようなイメージはオタクの幻想でしかないと思う