2019-12-20

私信

お久しぶりです。はじめましてと言うべきかもしれませんね。こうしてちゃんとした言葉あなたに語りかけるのは、あなたを酷く傷つけたあの時以来、二度目になります

あの件であなたはどのくらい傷ついたでしょうか。申し訳ないことをしたと、そう思っていますしかし一方で、あの件であなたが酷く傷付き、取り返しのつかないくらい損なわれてしまっていればいいなと思っています。もちろんあなたは悪くありません。100人に聞けば100人あなたは悪くないと言うでしょう。しかし私はあなたが許せなかった。私にとってあなた純粋さは愚鈍さでした。あなたの人の良さは私にとって悪夢でした。あなた彼女を苦しめていると、そう考えるしかありませんでした。

今でも時折、あなたもっともっと傷つけるべきだったと思います。私の人生を賭けてあなたという人間の全てを否定するべきでした。あなたの生まれも、育ちも、親兄弟も、友人も、仕事も、生き方も。そんなことをしたところで、私が負けることはわかっています。私のような屑とは違う人生あなたは歩んできたのでしょう。だからきっと私がいくら頑張ったとしてもあなたには勝てません。そんなことはわかっています

でも、それでも私はあの時自分の全てを賭けてあなた否定するべきでした。私が私であるために彼女のためどころか、彼女を手に入れるためですらなく、私自身のために、あなた否定するべきでした。

あなたはきっと、人からこんなに憎まれたことはないのでしょうね。でも私はあなたを許しません。あなたが何もしてなくても、あなたが何も悪くなくても、私はあなたを憎みます理不尽だと思うでしょうね。でも私は、あなたが生きていることが許せないのです。ただただ感情として、あなた存在が許せないのです。どうか、どうかお願いだから消えて下さい。死ぬ事すらせず、ただこの世から消えて下さい。そのためなら私は何だって支払います

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