2019-03-06

デグー可愛い

デグーを飼っている。アンデスの歌うネズミデグー。チイチイ、プキュプキュ鳴いて可愛いハムスターと大差ないサイズなのにデグーには確かな知性を感じる。

ハムスターを飼ってたときは、ほとんどカブトムシ飼育をしていたときと同じ感覚だった。ハムスターは、個人的にいえば、もっぱら観賞用の生き物で、意思の疎通はほとんど不可能だった。呼べばくるけど。たぶん、人間自動餌やり機という認識だった。まあ、ハムスターは可愛さという、ただその一点のみで、そのほかすべてを覆せるほどの絶対的な力をもっているわけだが。可愛さに全振りしてる。

デグーの話だ。デグーはいい。頭がいい。野生では集団暮らしているため、社交性がある。帰宅すると、ナデナデして〜ってケージ入り口のところまで寄ってくる。あごの下をかいてやると、気持ちよさそうに目を細めて、マヌケづらなんだけど、これがまた可愛い。擬音にするなら「にへら」って感じ。表情が最高に可愛い。あごの下、鼻の周り、耳の後ろ、脇の下あたりがお好きな様子。オレンジ色の歯が剥き出しになっちゃうところもキュートだ。

しかも、ナデナデしてると「お返しせねば!」とデグーなりに思うのか、毛づくろいをしてくれる。正確には、しようとしてくれる。人間の手の甲にも手のひらにも、たいして毛は生えてないので、「えっ、毛がないんだけど……」と、毛を探してオロオロしてる様子も可愛い。皮膚を甘噛みしてみて、「いやでも違うよな……」って辞めるところも可愛い。最終的に、いつも、そこそこ噛みごたえがあるせいか、爪を甘噛みしてくる。痛くない。くすぐったい。だが、爪はボロボロになる。でも辞めさせようとは思わない。あと、ある程度お返しの気が済んだら、「よし、じゅうぶんやったよね。じゃあ、また撫でて」といわんばかりの態度をとる。可愛い。手のひらの上でナデナデしてたらウットリしたまま寝ちゃうところも可愛い。だが、そうなってしまうと起こさない、動けない……

デグー、ほんとうに可愛い。においもこまめに掃除をしてやれば、まったく気にならない。

YouTubeかには、芸をおぼえたデグー動画とかもある。すごいな〜とは思うけど、でも、帰ったら甘えてくれるだけでほんとうに満足している。多頭飼いできなくて寂しい思いをさせているであろうことだけが申し訳ない。

あと、鼻歌を歌ってると、チイチイ合いの手いれてくるんだ……ほんとうに可愛い癒しだ。

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