何をするにおいても、全体のことを考えてしまう人と、自分のことだけを考えてしまう人が居る
その中間の人も居る
次の人が困るだろうなぁとか、隣の人が困るだろうなぁとか、そういうのを考える人と考えない人が居る
マナーとかそういう話ではなく、脳の構造で決定されてしまうのではないか
例えば身内と他人の境界、こちら側とあちら側の境界をどこに置いてるだろうか?
自分、血縁、家族、友人、知り合い、近い人、同じ民族、同じ国民、人間、生物、森羅万象
どこかに薄っすらと境界線があるはずで、その境界線が違うと中々話が噛み合わない
どちらが良いか、という話ではない
国のことを憂いている人はほとんどの場合何もできない、それよりなら家族の心配をしている人のほうがマシだ
でも家族のことしか考えていない人になかなか全体のことを考えるのは難しい
自分は大学生の頃からこういうことを考えすぎて境界線がよく分からなくなってしまって、もう境界線がマーブル状態になってしまった
だけどその分、他の人がどこらへんに境界線を置いてるのか敏感になった
境界線がズレた人同士のすれ違いを見て、だけど自分にはどうしようもないという状況がよくある(そもそもどうにかする気もない)
自分の中では同じ領域に居る人間たちが、白と黒に分かれて罵り合うとか、よくある話
不思議なことに、境界線が多数あると気づいていない人が結構いる
自分の価値観が正しくて、他の人も同じように思ってると信じている
やはり、性格なんだと思う
「なぜ敵に塩を送るのか」となったり「なぜ同じ◯◯なのに助けないのか」となる
不思議だ