2016-11-13

久々に旧友と長電話した

15年来の旧友と長電話した。

お互い、方や仕事、方や結婚出産などで忙しく、連絡を取れずじまいだったが、

どういう訳か、携帯の連絡先が復活し、相手から軽い感じでコンタクトがあった。


そいつと話すと、今、仕事場で「ちょっと頑固で扱い辛い所もあるが、明るく前向きな先輩」を演じている自分が、

本来他人を信じず、人の集団もっと信じられず、自己評価も低く、他社への尊敬もなく、

敵意と寂しさに溢れた、夜の氷河のような世界を見ていた、薄闇の住人であることを思い出す。


安心できる人といないと辛いよ」と奴は言う。

そうなのかもしれない。

同じ、薄闇を心に抱えてる人じゃないと、自分安心できないのかもしれない。


でも、相対する人に取って、自分の心の中の闇など関係ない話だし、

人とともに何かを成し遂げようとしたり、誰かに尽くしたいと思ったとき

そんなことは言っていられない。


そいつと話して、自分が何者かを覗き込んでしまった。

楽しいし、お互いが望み続ける限り、これからも友だ。

また連絡をくれ。

しかし、自分の薄闇を覗き込こんで、そのなかで生きたくはない。


背中に当たる光と、心の中の星明かりを信じて

関わる人と共に希望をみる世界で生きていきたい。

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