2016-04-01

現金の魔力

なんの面白みもオチもない話なんだけど

漫画とかで現金の魔力みたいな表現あるじゃん

ただ数字で話すだけじゃなくて実物の札束を見せることで正常な判断ができなくなって

オッケー俺は指を賭けるぜ!

とか言っちゃうアレ

で、その現金の魔力とやらは日常的に大量の諭吉さんを扱う仕事をしてる自分にも効くのかなーとふと思った

※「扱う」とはいってもそれは「触る」とか「運ぶ」といった意味で決して経済的に動かしてるわけではないのであしからず

自分仕事関係でそれはもう大量の札束毎日接しており

もうただの紙の山にしか見えない境地に達している

今日帰ってからなにしよっかなーとか考えながら万冊の束を買い物カゴのようなものに山盛りになるまでポイポイ入れて

カゴの中に余裕で数人の人生を狂わせることができる額の現金が入っているとは微塵も意識せず「は〜よっこらしょー!」とそのカゴを運んでる

そんな俺に現金の魔力とやらは果たして効くのだろうか

結果から言うと効いた

こないだちょっとした機会があって銀行おろした(自分の)百万円を一晩家で保管しなくてはならなくなった

もう気が気じゃないのね

5秒に1回は百万円入ってる棚を気にしてる

布団に入ってからも「もし寝てる間にあの百万円がワープしてたらとうしよう…死ぬしかない…」とかわけのわからない不安に襲われる

自分のもの、あるいは自分のものになるかもしれないってだけであんなにかわるのか

きっと俺も一億目の前にしたら指くらい賭けちゃう

現金の魔力怖い

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