2015-12-26

オークのちん×でマジ×キすると日常に戻れなくなるのでおすすめしない

パンツ履くの忘れた。JRY手線某駅の階段を登ってる最中に、気づいた。

股下10センチくらいのスカートなのになぜここまで気づかなかった。

見られてるかもしれない...そう思ってすこしドキドキした。

振り向いたらイケメン外国人2人組が数段下にいた。

わたしは性欲が無い方だ。

だけど、その時は無性に見てほしいと思った。

今思えば、見てほしいだけじゃなくて、声をかけてほしくて、声をかけた後の後のことまでしてほしかったんだと思う。

一段とばしで上がりきってから、腰をかがめて右手で靴を直すふりをしながら、階段下へと視線を落とすと、そこには一匹のオークが居た。

え?オーク?あのゲームキモオタ漫画で見るような?どゆこと?

そう思った刹那、オークは私に飛びかかってきた。

両手で腰骨をしっかり掴まれた私の真上で「3番線、電車ホームに入ります」というアナウンスが響いた。

まりの激しさにバランスを崩しかけた私は、膝をすこし曲げ、両手のひらを冷たいコンクリートにおしつけた。

体勢を変えた私の白いブラウスを、オークはびりびりと破り捨てた。

私は首を左右に振って、周囲の視線を確かめたが、私とオークに顔を向けるものは、だれもいなかった。

オークという非現実を受け入れた私は、透明のように扱われているという非現実も受け入れた。

私は楽しもうと思った。

オークの太ももを後ろ手で掴んで支えとして、ちょうどいい角度を探り当てた。

声が出始めた私に気づいたオークは、勢いを早めた。

「S谷駅へ出発進行、行っきまーす」とアナウンスが響いた。

頭の中と風景が真っ白になった後、突然暗転した。

気づくと、目の前に小汚いオヤジが立っている。

「昨夜はお楽しみでしたね」

私は訳が分からず、オヤジに尋ねた。

「ここはどこですか?」

「なにをおっしゃりますか、勇者様。ここはAリアハンですよ」

勇者…?言ってる意味が…?」

「えーと、これからBラモスを倒しに行くんですよね?」

ちょっと何言ってるかわかりませんね」

「ほらお仲間の皆さんが来ましたよ」

「おーす勇者さっそく外に行こう」

「えちょま」

スライムが現れた!!

武闘家攻撃!!会心の一撃!!

999のダメージ

スライムを倒した!!

ボストロールが現れた!!

武闘家攻撃!!ミス!!

ボストロール攻撃!!

勇者に50のダメージ!!

えっちょマジ痛い」

私は悟った。日常にはもう戻れない。

http://anond.hatelabo.jp/20151223223031

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