2015-06-12

法律屋が世の中をつまらなくしている

会社で何か面白いことをやろうとしても、広報観点とか、ゆくゆくは法務観点とかでNGとなることが多い。

尖ったことをやろうと思えば、それを面白いと思う人もいるかもしれないけれど、同時に「目障りだ」とか「不愉快だ」と思うつまらない人たちがいて、法務とか広報はいつでもそっちの人たちの見方だ。

やれ「レピュテーイションリスクが」とか「内規上の観点としては」とか、よくわからない理由ストップがかかる。

かといって、連中に「じゃあ面白い対案はあるのか?」と聞くだけ無駄で、「管轄外なので」「うちらが決めたルールに従った上で」とか

くそまらないルールを決め、それに従えと言う。

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」なんていう唄もあったけれども、

このままでは日本イノベーション法律屋に殺されていくのじゃないかと危惧する。

クリエイティブとは、ある意味ルールとかレギュレーションから溢れる部分もあるわけで、

ある意味、賭けだ。

しかし、今の会社は、そういう面白い賭けに付き合ってくれたりはしない。

リスクがある以上、何もしないほうが失うものがないからな。

そうして、世の中、どんどん、無難で、つまらない社会になっていくのだ。法律屋のせいで。

  • なんでこう、会社員って会社の「中で」面白いことをしたがるんだろうね。 法的にストップがかかるような面白いことなんて会社からしたら面白くないことだし、それを面白いと思って...

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