2015-04-23

10年以上前のことだけれど

高校生の頃、バイト先の先輩宅に一泊させてもらうことになったので

近所のケーキ屋で、少しお高い上品な箱入りのマドレーヌを買って持って行った。

玄関で出迎えてくれた先輩の母親挨拶してそれを差し出そうとしたが

こんにちは、◯◯と言います本日はお世話になります。こちらつまらないものですが、」

と言ったところで

「つまらないならいらないわ!」と遮られ、睨まれたのがショッキングすぎて未だに忘れられない。

その後の滞在では、

フットカバー(パンプスソックス)を履いていることをねちっこく「お嬢様だ」と言われ怯え、

サザン下品歌詞の曲ばかりを大音量で流しながら歌う先輩一家に困惑し、

夕食に黄色くなったごはんと、汚れた消しゴムのような卵焼きと、パックのままのスーパーの半額惣菜を出され驚き、

それをテレビを見ながら美味しいと言って食べる先輩に驚愕し、

渡せずに紙袋のまま自分の鞄の側に置いておいたマドレーヌの箱が知らないうちに空になっていたことに呆れ、

先輩とはその後疎遠になった。

小中高それぞれで同級生の家に遊びに行ったが、今まで伺った家とは何もかもが違っていた。

あれが住む世界が違うってやつなんだろうな。

私は、自分の子供には自分と同じ世界で育って欲しいと思う。

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