2014-11-29

アグリフェアに来場している人の8割が非農家

http://anond.hatelabo.jp/20141115105603

で「由井寅子のおかげで、トンデモ疑惑技術を掴まなくて済んだ」

を書いた増田だが。

このアグリフェア、東京ビッグサイトで開催されていて、

植物工場とか、ITによる農業制御ソリューションとか展示していたのだが。

ここの某セミナー会場で、

「この会場で、農家の人は手を上げてください」と参加者に問いかけていた。

で、挙手したのは、せいぜい2割程度。

満員で盛況だったセミナー会場なんだが、その8割は「農業自由化で、何か新規ビジネスできないか?」と

鼻息マンマンな大企業関係者で占められていたわけだ。

(と書いている自分自身が、その一員なんだが)

フェアの会場が東京だった、ということもあるとは思うが、

肝心の現役農家自身が、こういう「農業IT技術」「最新の農業情報」を摂取しようとしていない、ということ自体が、

今の農業の先行きを暗示している気がする。

折角コメの収穫期を過ぎてからの、農閑期の11月開催のイベントなんだから

もっと「現役農家」が、貪欲に最新農業技術摂取しよう、と能動的に動くようじゃなきゃダメじゃないか?

恐らく、現役農家の大半は、ITによる農業カイゼン技術などの話を「対岸の火事」「どうせ自分には関係ない」ということで、

折角農閑期に入ったのに、農協主宰温泉旅行とかに出かけて、でカネと時間無駄遣いしているんじゃないか?

農協青年部とかが提供する時代遅れ農業技術の話でも聞いておけば、十分と思っているのかな?

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