僕は驚くほどにモテない。異性に思いを寄せられているといった記憶が全くない。
しかし僕の友人知人はそうではない。僕と彼らは何が違うのだろうか?
――彼らは恐らく一般的な、普通の義務教育・高校生活を送っている。
――彼らにとって「世の中」は怖いものではない。
――彼らは世間大多数で共有されている価値観、趣味嗜好に近いものを持っている。
そう、こう箇条書きしているようなものが、(ソースは半径数メートルだといえ)恐らく僕と同じ国・同じ世代での「普通」なのであろう。僕はあまり「普通」に近い人生を送ってきたようでは無いのだ。
しかもタチの悪いことに、普通でなければスペシャルでもなく、ただただ「普通」から遠く離れているのだ。
こう考えると「普通未満」というのは、その結果である「モテない」という事実・状態だけならず、その「普通未満」だという事すら一種の孤独感を味わせてくれるのだ。嫌なことに。
しかも繰り返し述べているように「モテない」のだから、(異性関係においては)本当に孤独だという笑えない事実までついてくる。ロクなもんじゃないな。
以上、心に浮かんだ事を、眠気が来ない暇つぶしに書いてみただけ。