人間のある種の愚かな行為、みっともない発言などは自己顕示欲によるものだと考えてきた。自分はそうならないよう、そういう発想は持たないよう注意して生きていたら、元々そういう欲は少なかったのかほぼ完璧にコントロールできるようになり、うまくやれている自分に満足していた。カッコイイと思っていた。
ところが最近、遊んでくれる友達が減ってきていることに気付いた。以前ほど積極的に誘われず(完全にないわけではないが)、誘っても相手の反応が鈍い。新しく出会う人にも、以前ほど興味を持たれている手応えがない。何かやらかしたわけでもなく、容姿や雰囲気も以前と変わらないのに。
原因を考えた所、自己顕示欲をなくした結果自分の魅力アピールになる行為が減り、面白くない人間と思われているのではと思い付いた。客観的に何かすごいことをやっても、自分からは伝えない。良いものを買っても、自分から周りに言わない。以前は日記やTwitterにそういうことも書いていたが今はしなくなった。自慢に見えてみっともない可能性があるし、伝えた所で「だから何?」と思うから。人に言いたい気持ちは自己顕示欲のせいであり、不要なものだと考えて避けていたわけだ。
だけど、何かをやったらやったと伝えないと、アピールしないと、相手は知らない。知らないと尊敬できない。尊敬の念や相手を面白い人間だと思う気持ちが、交友を続けるのに必要と思われる。そのためには、自己顕示欲をなくしてしまってはいけなかったのかもしれない。たまには誇大広告しないと、良い物も売れないということと同じか。
友だちとしてまともな人間が周りに居ないだけ。 意識の高い()中だけで生きたければ勝手にやってればいいが、 はっきり言って意識の高い()やつらなんて、普通に遊ぶにはつまらん奴し...
自己顕示欲が原因じゃなくて、育ちが悪いからだろ。 子は親を選べないからねえ。。