今読んでる本。
こういう家庭で育ったからこういう男と付き合ってしまう、という
いわゆるアダルトチルドレン的な話。
でも「私のことをすごく愛してくれるから」という点以外に魅力を感じられなかった。
心の何処かで相手を見下していたし、裏切るのも裏切られるのも平気だった。
夫は、冷たくて不誠実な人なのに、
どうして私にとって特別な人なんだろうってずっと疑問だった。
今まであんないい人たちにも、嘘を付くことに酷い罪悪感を感じたりはしなかったのに、
何故か信用ならない夫と信頼関係を築こうとしている自分がいる。
その答えが全部書いてあった。
私の母は2つ下の妹だけをかわいがっていた。
親としてやるべきことはだいたいきちんとしてくれていたし、
与えられる物や世話で特別差を付けられたりはしなかったけど、
愛情は注がれなかった。
子どもの頃の事を謝ってくれた。
好きな物や嫌いな物は、全部母と同じにした。
母の好きな酢の物、ほんとは私は好きじゃないって最近やっと気づいた。
こっちを見ない、信頼できない人と、
それがわかって、どうすればいいんだろう。
独身なら、それでいいと思う。
数年後には資格を取得して、経済的にいつでも自立出来る状態になる。
私が変わったら、夫も変わらざるを得ないかもしれない。
そうしたら今よりいい関係になって、うまくやっていけるだろう。
そうでなければ、変わった私から見たら、
きっといらない夫、父親になってしまうだろう。
途中まで自分のことかと思った。 何年か前に読んだとき「これ当てはまるけど」と思いつつ、「ここまでひどくない」と自分に言い訳した。 友達に「なんでよりによってあの人を選ぶ...