例えば
「自治体が婚活支援活動、官製お見合い」なんてニュースが流れた際に、
はてなブックマークで「官がやっても効果ないからヤメレ」なんてブクマが付く。
あるいは、「婚姻率上昇のために、正社員雇用を増やそう」なんてエントリに
それぞれ、間違ってもいないのだが、100%合っているわけじゃない。
少子化の原因要素を「1つ」に限定して議論しようとするスタンスが、
少子化の解決を一層遠のかせている気がする。
恐らく、少子化の原因要素は1つどころか、5つも10個もあって、
それらを解きほぐしていく地道な作業が必要になるのであり、
「保育所も、正社員化も、教育費補助も、妊婦検診無償化も、不妊治療補助も、
官製お見合いセンターも、東京の住宅事情の改善も、地方の雇用の場創出も、
できれば、この辺の要素を数値化して、
例え話に突っ込むのも野暮かもしれないけど、 「保育所の整備で、出生率が+0.05」 「正社員化で、出生率が+0.07」 「高等教育無償化で、出生率が+0.08」 「官製...