2013-02-02

少子化原因を1つに決め付ける論調はいかがなものか】

例えば

自治体婚活支援活動、官製お見合い」なんてニュースが流れた際に、

はてなブックマークで「官がやっても効果いからヤメレ」なんてブクマが付く。

あるいは、「婚姻率上昇のために、正社員雇用を増やそう」なんてエントリ

「それより育児支援保育所だ」なんてブクマが付く。

それぞれ、間違ってもいないのだが、100%合っているわけじゃない。

少子化の原因要素を「1つ」に限定して議論しようとするスタンスが、

少子化の解決を一層遠のかせている気がする。

恐らく、少子化の原因要素は1つどころか、5つも10個もあって、

それらを解きほぐしていく地道な作業が必要になるのであり、

保育所も、正社員化も、教育費補助も、妊婦検診無償化も、不妊治療補助も、

 官製お見合いセンターも、東京住宅事情改善も、地方雇用の場創出も、

 それぞれ必要」なのである

できれば、この辺の要素を数値化して、

保育所の整備で、出生率が+0.05」

正社員化で、出生率が+0.07」

高等教育無償化で、出生率が+0.08」

官製お見合いセンターで、出生率が+0.12」

てな感じで、想定出生率上昇幅も提示できれば、より議論も進行しやすい。

その上で、「費用効果が高い少子化対策から、着手していけばいい。

  • 例え話に突っ込むのも野暮かもしれないけど、 「保育所の整備で、出生率が+0.05」 「正社員化で、出生率が+0.07」 「高等教育無償化で、出生率が+0.08」 「官製...

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