何かと世話を焼きたくなる女子がいる。
あーもーそんなこともできないの、しょうがないなぁちょっと貸してみなよ、
そんなかんじでどこに行ってもかまわれている。
うらやましいのだと思う。
自分がただの構ってちゃんなのに、構ってもらえないことに嫉妬しているだけなんだと思う。
なんとなくもやもやしたので書いておく。
自分はたいがいのことをそれなりにこなす。
初めてのこともなんとなくそれなりの形にする。
だいたいのことは一人で解決できる。
一人でやっていけるよね、と言われて彼氏が去って行ったこともある。
でも、それだけなんだよね。
それを周囲は過大評価してくれる。
なんだか寂しい思いをしているのも事実だ。
ふとしたところで、だれかがあーもーしょうがないなーと言ってくれる女子たち。
自分は彼女たちを構う側としてキャラ立ちし、人間関係の中にいる。
一応いっておくと、周囲にいる彼女たちが嫌いなわけでもなんでもない。
彼女たちが真剣に物事に取り組んでいるのを知っているし、努力しているのも知っている。
でも、天然というのか、なにかしらが「できない」んだ。
初めて使う電動工具が使えない
ちょっとずれた回答ばかりが出てくる
変なところでおっちょこちょい。
そんな彼女たちに、だれかしらが構っている。
ないものねだりは分かっているし、
自分がいまさらおっちょこちょいキャラになれるはずもないしなる気もない。
ただ、何かと構われる彼女たちをうらやましく思う日々がつづくだけだ。