仕事をしていると納得がいかない場面に遭遇することは多々あります。
仕事を受ける身が理不尽に思うことは、実は振り出す側も理不尽な内容であることを理解しています。
組織のピラミッドで考えるとわかるのですが、上のレイヤーになればなるほど、売上を意識しなければいけません。決められた売上を達成するには、泥臭いことも、狡賢いこともやっていく覚悟が必要です。そうして、上のレイヤーで売上を作るために本来はやりたくないけど、売上のためには仕方がないという内容の企画を立てます。この時点で振り出す側は納得のいかない仕事に対してすでに割り切り、諦めています。しかし、実際にその仕事を手がけて形にして、運用していくのは企画を立てた側ではなく、下のレイヤーの人たちになります。
そういった、売上の為にはしょうがない的な仕事は往々にして消費者無視の半ば詐欺的な内容だったりします。それを形にするには自分の正義を曲げなければいけないことも多々あります。トップダウンで降りてきた案件を「私はできません」とはなかなか言えないものです。
では、やりたくもない仕事をやらなくていいようにするにはどうすれば良いのか。
キャリアアップして会社の上位レイヤーに行くか、自ら社内で新事業を作るか、起業するかしかありません。
そういったことができていないのに、会社や経営陣に文句ばかり言っても、説得力にかけます。
上から降りてきた仕事内容に納得がいかなければ、その仕事内容によって発生する売上・利益を超える案件・企画を用意すれば、納得のいかない仕事を受けなくてもいいでしょう。
そもそも、上から降ってくる新案件の計画が毎度無茶だったり、綻びだらけなら、そんな会社は見切りをつけるべきです。
また、完全に詐欺的な内容ばかりで売上を作ってるような会社はそのうち潰れるので、これも早いところ見切りをつけた方が身の為です。
売上の為にはしょうがない的な仕事は往々にして消費者無視の半ば詐欺的な内容だったりします。それを形にするには自分の正義を曲げなければいけないことも多々あります。トップダ...