2011-02-26

不公平感を感じたとき宇宙のことを考えるとどうでもよくなる

不公平感に限らず、いろいろな気持ちよくない感覚はある。あまりにも強すぎると、バネにもできず落ち込んでしまう。そういうことで何度も落ち込むことがあった。

そんなとき、よく幸せなことを考えると良くなるとか、世界にはあなたより不幸な人がたくさんいる、という助言は良く聞いてきたけれど、そういう話をされてもあまりすっきりしなかった。自分の気持ちと結びつかないような気がしていた。幸せなことも考えられなくなるくらい落ち込んでいるから大変なのだし、環境が違いすぎて現実感がないし現状に悩んでいるのに、その比較に何の意味があるのだろうと思っていた。たしか幸せだが、それを維持したい、満足していないから悩んでいるのだ。傲慢なんだろうけれど、それで良い。それらの助言にはそのような傲慢さを吹き飛ばすような力はなかった。

だけど、宇宙のことを考えると、自分はいかに小さな存在であると実感できる。私を構成する原子にも満たないのではないかと思える。私は宇宙の中ではミジンコなんだ。大きくなったけど。

その歴史を考えると私がいくら悩んだところで、一生掛けて落ち込んだところで、宇宙歴史から考えれば、たいして違いはないんだと思う。

そう考えると、なんだかよくわからないが生産的になれる。現状を良くしようと思えてくる。

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