それは人に迎合しすぎるからじゃないだろうか。
もともとは親に対して、いい子でいなければ愛してもらえない、機嫌を損ねるような行動をしてはいけないと思いながら生きていく。そのため、親の機嫌にものすごく敏感になる。外の状況を読み取って、他人の機嫌がよくなるよう動くことばかりに自分のエネルギーを使い、やがて自分で何がしたいかを考えることができなくなる。
子供のうちはこの行動原理はすごく有利だ。なんせ周りの大人が求めることをこなすのだ。評価されないわけがない。しかし大人に近づくにつれて、ご機嫌取りに求められることが難しくなり、うまく動くことができなくなる。そして自信を失い、自己評価を著しく下げることになる。
また周囲の状況に迎合することに疲れているため無気力になり、人生経験が乏しくなる。そのため人との会話の内容についていけなくなる。会話を避けるようになり、さらに会話をしないことで雑談程度の会話もできなくなる。
ろくに会話ができないのでやがて友達もいなくなり孤独になる。そんな自分を正当化するために、周りの人間は敵だと認識するようになる。殻に閉じこもるようになり人と関わらないのでいっそうコミュ力は落ち、自己評価も修正されることなく下がり続ける。いつもおどおどして自信がなく挙動不審になり、さらに人が近寄らなくなる。
こんな感じのことを最近思った。
この負のスパイラルとでもいうような生き方にはまると、本当に身動きが取れなくなる。胸をえぐるような孤独に耐えかねて人と関わろうとしてもコミュ力がないからうまくいかずさらに落ち込む。ここから脱出するには、根元にある「人に迎合しようとする」ところから矯正していく必要があると思う。要は好かれようとするな、嫌われていいから自由に生きろ、ということだ。
他者が全て自分を評価するものであればそうなんだろうけど。 通常、兄弟とか、近所の子とかがいて、彼らとは利益でガチンコにぶつかって自分らで解決するわけだ。 そのへんから、自...
迎合対象には、「周りの同年代の子ども」は含まれてなかったの? そこにまず違和感。
ていうかいい歳してご機嫌取りしかできない奴なんて、例えご機嫌取りが完璧だったとしても相手にされないと思う