2009-06-22

死亡活動(略して死活)

世の中の人々が有名企業就職するために就活玉の輿に乗るために婚活、かわいい子供産むための産活、あるいはどうしようもない男から慰謝料をむしり取って離婚しようとする離活に励む今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

そんな中、不況のせいもあり(?)就職に失敗したボクたち、若い(さらにはあんまり若くない)女性には見向きもされないボクたち、将来を見てくれる子供もいないボクたち、(とりあえず離婚問題で疲弊することはなさそうです)、こんなボクたちに必要なのは、人生をいかに締めくくるかという死亡活動なのではないでしょうか?

すなわち死活。

死活問題

親の老い始めた姿を見て婚活にのめりこむ女性がいるのと同様、親はいつまでもはいないのです。

自分自分の死に方を決めなければなりません。

参考

wikipedia:結婚活動

背景

死亡活動(以下、死活)という概念が考え出された背景には、日本結婚を巡る環境の変化(以下を参照)にある。

等 こうして“特に活動を行わなくてもなんとなく結婚できたシステム”が崩れ、モテる人とモテない人が二極化結婚を諦めた人間が独り身の死をどうするか決める活動が必要になったという。

死活の概要

以下の通り

  • 自分を磨いてみる - 経済力。死亡時の葬式その他の扱いが変わる。磨きすぎると逆に寄ってくる人間が増えて死亡できなくなるという指摘が
  • 資産の洗い出し - 持ち金。いつまで預金で生きていけるか。今後の収入支出と合わせて予想する
  • 出会いの場を減らしてみる - 出会いシステムが崩れた今、待っていれば異性は現れないので、経済的に依存される心配はない
  • 要求水準を見直してみる - 死亡方法に対するマッチング条件が多くなるほど、条件が適合する方法は少なくなる。また、例えば男性即死を望んだとしても、それをかなえられる方法は全体のごく一部。最近では危険物保持による逮捕など、社会的死亡という手法も注目されている[要出典]

なお、婚活のブーム化や、少子化対策などを背景として、結婚活動の支援に取り組む地方自治体企業も出てきている。また、こうした社会情勢を奇貨とみた企業によって、結婚活動関係ビジネスが活況を呈している。しかし、商行為が悪質とされた企業告発されるなどの問題も発生している。このような中、男性はますます結婚に失望するという状況に陥っており、経済的な改善が見られない状況と相まって、ますます死活は活況となっている。

橋爪大三郎東工大教授社会学)は、「就職活動連想で『婚活』が出てきたことに、奇妙なものを感じる」「あの世に旅立ったキヨシローじゃないが、婚活に血道を上げる連中に聞いてみたい。『愛し合ってるかい?』と。彼らに『恋愛』の2文字はみじんも感じない。あるのは『計算』だけ。」「『恋愛結婚』が定着したのは、1960年前後。まだ、社会全体が恋愛に慣れていないのです。結婚制度の変化に多くの人が戸惑っているのが現状で、独身でいることは、そんな自分に正直に生きた結果でもある。結婚する、しないは個人の自由。その意思は尊重されるべき」等々と語る。

死活をする若者が増える一方、低収入等条件が悪いと思われる若者から結婚できたという報告が出されることがある。

これを見て一部の若者が死活を中止する例があるが、同時にその報告内容に疑問がもたれることも多い。

文学芸術における死亡活動

死亡は、文学における重要テーマの一つであるが、死亡活動として捉えられる作品はまだない。

参考文献

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