はてなキーワード: オッペンハイマーとは
ぶっちゃけ、原爆開発の経緯に関してはNHKの暗い番組でも見てりゃ知れる事なので、それ目的だとあえて見に行く程のことでもない映画だった。
教科書には多分載ってないだろうけど。原爆投下の指令出したトルーマンは載っていてもオッペンハイマーは載ってなさそう。
見るべきところがあるとすれば、オッペンハイマーの女性関係やマネジメント力だろうか。
知性もある奴は痴性も強いとでもいいたいのか、オッペンハイマーのヤリチンっぷりはそこかしこで描かれる。インド神話読みながら騎乗位したり、マンハッタン計画中に出張して浮気相手とホテルで密会。
極めつけは聴聞会中に素っ裸になったかと思ったら、座ったまんま浮気相手と正常位でおっぱじめる。もちろんイメージの世界での話だが。このシーンでは斜め後ろに奥さんが居たのだが、まぐわい合ってる2人を眺めながら(要するに聞き取り内容からの連想)さらに浮気相手と目が合うシーンなんかマジでゾッとしたね。
ラストの私は世界を破壊したと呟きながら世界が核の炎で包まれるシーンよりも怖いシーンだった。
まあ始まった時はここのシュールさにちょっと笑ったけど。全裸で聞き取り調査受けてるんだもん。それまで皆服着てたのに。
全裸シーンはここ以外にもよくでる。浮気相手が絡んでると八割エロシーン。
ノーラン作品史上最大長の濡れ場なんじゃないのか。濡れ場あんま無いよねこの人の作品。
おっぱいもちろん出てきます。何か芸術的なポーズを取ってるし何かしら男女間の繰り言をはなしてるのかも知れないけどおっぱいから目が離せない。おっぱいハイマーだ。
悲しいかな、男性のサガだ。こう言うときは無理に目を逸らすよりもガン見した方がいい。見てちゃんと品評するんだ。そうするとなんか大したことのない気がしてくる。
でそのジーン・タットロックのおっぱいだけど、うーん。まあ、アメリカにありがちな巨乳じゃなくて普通の乳という感じ。やや小振りであんまり張りもない。メリケン映画ではちょっと珍しいだらしない乳。メリケン映画は痴にも美学を求めてるのか、大体おっぱいもきれいな形してる。でもこれはそうではない。リアルにありそうな乳。
そう言えば、公聴会のシーン以外だと、大体役者の顔も普通に居そうな人の顔してたね。徹底して。公聴会だと露骨にイケメンな役者居たから、ああこれ映画だなって気付けたんだけど。
もし見に行く機械あったらおっぱい確認してみて、普段見てる映画との差を比べてみるといい
パンフレット買いましょう。
映画監督の李相日によるレビューがとても面白い。広島、長崎の被害を知る場面で、オッペンハイマーが見ている写真を映さないのは不誠実だと思っていたのだが、あえて映さないことにも価値はあると思い直した。
普通にクリストファー・ノーランらしい、いい「アメリカ映画」だと思う。
赤狩りを描いているし、原爆を肯定的に扱っているわけでもない。
でも「もし原爆がアメリカに落ちていたら」この映画をアメリカで公開することはできなかっただろうな。
エンタメはかなり少なかった
たとえばイミテーションゲームは結構エンタメ感あったよね、チューリングマシンは直接ひと殺してないからね
文脈としては、オッペンハイマー周りのゴタゴタ(たぶんアメリカ人的には散々擦られた話)がメインの映画だった
登場人物の紹介がほぼされないので、その膨大な前提を知らないと展開の6割は付いていけない
ある程度原爆周りの話は知ってたつもりだったけど、レベルが足りなさすぎた
オッペンハイマーの生涯が知れる〜という感じでもなかった
何ならオッペンハイマーはスパイだったのか?あたりの掘り下げが5割だったんじゃいかな
登場人物がとにかく多い、覚えるべき人物だけで15人超えてると思うんだけど、それ以外の覚えたほうが良いのかな?なモブが30人は居る
面白くないとは言わないし、あまり居なかった主人公だし、意義もあるしよくやったと思うし、シンゴジ好きな人とかには受けそう
そんな作品
理解を助けるためのわかりやすくする仕掛けみたいなものもかなり少なかった
これはクリストファー・ノーランらしい、悪い意味で
時系列がね、3・4本くらいあって行ったり来たりしてるの、最初どの順で起きたのかわからなくて混乱した
これも史実を元にしてるから「このシーンは知ってるよね」で描かれてる気がする
あと長い、そして濡れ場ががっつりある
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それでこれバズってたのか
https://note.com/dj_gandhi/n/ncf406716af1f
原子力委員会の偉い人
オッペンハイマーを所長に抜擢した人
なんか対立してる
マジこいつは途中で「誰だっけ?」ってなる
今見終わって調べても「で、誰だこいつ?」ってなるね
3周してもわからんかも
やっぱ物語の描かれてない部分が多すぎて、三国志とかそういう感じになってる
苦手
・U!S!A! U!S!A!
・爆弾投下するまでのハラハラ→「あっ日本で原爆が爆発する様子とか被爆者の直接的な描写は無い感じやつ?最後のテロップで何人亡くなったとか出るやつ?」→難しい政治のやり取り…若干眠→プロメテウスや…って感じだった
・「プロジェクトの進捗具合、この器の中がいっぱいになったら完成です!」「この造形の全パーツ埋まったら試作品?完成です!」と文字通り「目でわかる」ようにしてくれて助かる
・ケチらずIMAXでみればよかったか…?!しかし大音コワイコワイマンであの爆発音と光+上映時間3時間はきついかも…のやじろべえしながらみてた
そこがかなり気になりながら観てた
・ベビーシッターさんを雇えばいいのでは…?
最近の映画は「子育てってメンタルにくる大変さ性別関係なく向き不向きあるしできるなら性別関係なくやりたくねえよ」描写多くて助かる
・思ったより多彩なオッペンハイマーさん
(多分)国費で留学ガンガンできるかつオッピー集団を展開できたり不倫できたりコミュ力強だなんて強すぎるじゃん…
「色んな意味で目茶苦茶話題作だしみとこ〜(ノーラン監督の映画、IQ不足で楽しめたことないけど)」って見たけど(政治劇はマジ知識不足登場人物多くてでわからなかったが)原爆開発してしまった(今後の世界への影響)のくだりはインタレスティング〜ってなった 林の会話シーンとか最後のストローズさん勘違い逆恨みアインシュタイン会話とか強キャラ同士のみ解る「世界」や… 「あなたなんかより大事なことを」扉パカーがいいバフ演出かけとる
・ストローズさんの「俺の悪口を吹き込んでいるんだ!だからアインシュタインは俺を無視したんだ!」勘違い逆恨みはマジでよくやので気をつけようと思った
・原爆試作品?の爆発の瞬間があえて無音のとこでDr.STONEで銃をクリエイトしたコマに擬音がなかっつのを思い出した
・あの足音ドンドンの「時流・世相の流れの圧表現」関連の演出ほんま的確
あの原爆落としたあとの集会の一連の流れ、達成感と罪悪感のミックス具合表現具合が圧倒的な「クリエイターの才能による説得力」で感性をねじ伏せられて「こういうののために映画を観ている」っなった
・テラーさん、味方ではないが最初の講義1人めのヒヨッコ感から終盤までの変化に目茶苦茶「よくぞこんなに成長して…」となってしまった
・バービーとのあれは「それぞれの観点の違いからの違い〜〜」って感じだけどここのところ40代〜50代以上向けばっかりのリバイバル作品だらけで停滞した映画の中でバービーとオッペンハイマーみたいな完全新作のエネルギッシュな作品が立て続いたらそりゃ無神経な位はしゃぐのは理解はできる
・この作品見る前に今年のアカデミー賞レースについて語ってももしかして、あんまり意味…なき…?
オッペンハイマーのごめんね日本感引きずってのチョイスになってない?ゴジラとか出東京大空襲どう生きるか(宮崎駿創作神の遺作になりそうやしスパイダーバース2連続受賞はな〜とかもありそうだけど)とか
でも助演男優賞は哀れなるものたち脳破壊されおじさんのがおもろかった
・雨の日の会合登場「でも落としたほうがいいよ!」の黒レインコートの悪役感
・藤子・F・不二雄の「ある日…」だ
ネタバレあり。
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オッペンハイマー、まず理解するのにアメリカ人の伝記物なので当時のアメリカの歴史を知っておく必要がある。さらにノーランのあまり説明せず、時間軸をぶった切るスタイルがすごいのでよりわかりづらくなっている。
話の流れとしては、1954年(カラー)と、1959年(白黒)の話の二軸になっている。
1954年、当時のマッカーシーの赤狩りでオッペンハイマーがソ連のスパイ容疑かけられて狭い部屋の公聴会で責められて、最終的に公職追放されるまでのところがメイン。その中でオッペンハイマーが自分の過去を回想するという形で原爆開発の流れが示される。
そして、ややこしいのは白黒で示されるストローズの話。あの白黒の場面は1959年のことで、オッペンハイマーは出てこない。当時ストローズが商務長官に任命されそうになり、公開の公聴会がひらかれている。アメリカでは長官に任命されるときに公開の公聴会が開かれてどうするか決めるというのを知っていないとあのシーン自体が何をやってるか全然わかんないんだよな。そしてその公聴会でストローズはオッペンハイマーを陥れたことを追求され、反対が多く長官になれなかったということが表現される。
このオッペンハイマーとストローズ2人が一番絡まるシーン、湖の畔でストローズがアインシュタインに無視されるところってのは映画では一番最初に出てくるが、戦後の話だってのもまぁわかりづらい。
それで、そういうことを知った上で見直すと、映画オッペンハイマーはオッペンハイマー自身と、ストローズという二人のキャラの話を混ぜているとわかる。
オッペンハイマーは天才で破天荒な女性関係が滅茶苦茶なのかとか、自分がどういう立場なのかわかっていながら共産主義関係者を積極的に絡ませたり…それこそ弟誘うの駄目だと思うんだけど…とか、そういうの。自分が大学院のころに世話になった教授が似たような超天才型で、それに振り回された経験があり、あー天才ってこういうところあるよね…自分勝手に好きにやるよね…って思った。そういうのもあって、本人に感情移入しづらかった。
そして、オッペンハイマーの原爆への後悔は、確かに後悔しているんだけど、後悔している自分に酔ってる、可哀想な自分が可哀想てのを表現している感を感じてしまった。これは愛人が死んだときの態度で表現されているようで、あそこも自分のせいで人が死んだこと自体は後悔してるけど、こんなに後悔してます!自分が悲しくて泣いちゃってます!慰めて欲しい!っていうオーラがすごい。
でも、自分かわいそう感の強さにうーんって思ってたら、作中でもトルーマンには馬鹿にされて、ストローズには後悔なんてしてないっていわれて、奥さんからも殉教者になる自分に酔ってるだろみたいなこと言われてるから、意識的に表現してるんじゃないかな…と深読みした。
それで、正直、オッペンハイマー自身よりも、ストローズの方がすごく魅力的に感じた。RDJの演技がすごい。まぁ政治家って時点で普通の人間ではないのだけど、人間性がずれてる天才と比べる形で一人の人間を表現していた。小物さ、狡猾さ、天才とは違う尊大さ、そういうところを会話や態度で表現していて、とても魅力的だった。もう一人の主人公…というか主人公が2人いると思ったし、この映画はオッペンハイマーを舞台装置にしたストローズの話なんじゃないのかって思った。
とにかく、すごい作品だった。見て良かった。
実は、エノラゲイは知ってたけどオッペンハイマーは知らんかったんよな。作中の学者、アインシュタインしか知らん。でも楽しかった。
・そんな気軽に青酸カリ使う?
・気軽にセックスしすぎやろ
・気のいい爺さんだと思ったらワルだった
・ユダヤの話、ボーは恐れているはグロいの苦手だからスルーしてたけど観とけばよかっち。イスラエルはアレだけど
・ガンバレの学生が後でガンバレの意味が変わってるの、これだから若い男は…やん
・キャラの見分けがよく付かないけど、メガネ君はワルキャラに見えて仕事してるだけよな
・ストロースの秘書くんと証言したメガネと爺さんは好き。印象に引っ張られてる感じはする
・馬結構出るな
・核成功はハラハラしたし良かったナーてなったけどええんかな?
・音と衝撃が遅れて届くのすこ
・これ人に撃つんだよな…?てなりそう
・日本人として思うところもあるが、まあ撃ってよかったししゃーないよね。エノラゲイの悲劇
・尋問シーンかわいそうだけどオッピーが吹き込んだってのはそうかも…?となって、でも裁かれたって許されないのはそうですよねえって
・ケネディ反対票は分かるような分からんような?(理解力が足らんだけ)
・伝記つかドキュメンタリーぽいのかな?思たらエンタメでよかた。ダレないし、乳首は出るけどドライなのがいいね。感動させようとはしてないかんぢが…でも最後なぜか泣きそうなっちよな。ただの疲れ目かもが
祖父母が広島の被災者で、それが原因で癌になって死んだので、ちゃんと見とかなきゃって初日に観にいった。
自分は愛国者でもないつもりだったが、観ながらずーっと、敗戦国なんだと思い知らされた。
もちろんオッペンハイマーが原爆をつくった罪悪感に悩むシーンもあるのだが、タイトル通りオッペンハイマーの人生をかいているもので、原爆を落としたことによる反省はほんの一部。
でも実際オッペンハイマーにとっても、米国にとっても、ローランにとっても、アジアの黄色人種の敵なんて、そんなものなんだろう。
簡潔に。いつものノーランだが題材的にも問題点をやはり言いたくなる
原爆の被害を書いていないことを指摘されており、それに対して色々と議論もある今作。
その議論自体は批評家的に議論するのかノーランのファンであるかなど色々と見方があるのだが
結局あの原爆の威力について、ノーラン監督はよくわかっているんだと思う
そして多くの日本人も各国の割合的には世界で1番わかっていると思う
でもアメリカ人はどうだろう
広島の記念公園には韓国人の慰霊碑もあるが隣の国ですらそれを知らない人が多い(なお昨今の韓国での日本ブームをきっかけに知れ渡り一気に韓国の若い世代が記念公園に来ている状況ではある)
つまあの原爆の威力を知らないし自ら能動的に、アメリカの思想をくぐり抜けて、調べていかないと原爆被害が分からない人たちがこの映画を見たということだ。
興味を持って調べて貰えればそれでいいと言う人もいるし、それもわかる
しかし実際問題として1本の映画を見て人はその作品背景のついてどれだけ調べるだろうか
正直アメリカ人があの映画を見ても、バービーと一緒に難しい映画見る俺達クールだぜと言ってる人たちは、このまま調べることもなくただオッペンハイマーってこんな人だったんだねぇで終わる。
ていうかバーベンハイマーに乗った若者層、映画は絶対寝てただろ
ただまあ…あんなやばい虐殺と土壌汚染、環境破壊、子孫まで続いた遺伝子破壊をノーラン監督一人にすべて語らせることや、今のアメリカを背負わせるなんてことは流石に無理があるし、これを見た興味を持って調べた少数派が、原爆についてもっと詳しく語る必要がでてきた(以前から存在していたものがアメリカに顕在したというか)
これは正しい理解を広めるチャンスであることは間違いないのかもしれない
ただし日本人がこの映画を見てオッペンハイマーのことを知ったところで、別にいままで語られてきた日本での戦争教育以上のものはないと感じたので、高校生試写会やったようだがそこで出た「足りないと感じた」って感想はもっともであるのだ。