はてなキーワード: つんく♂とは
改変元→http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
まあ、どのくらいの数のハロヲタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ハロヲタではまったくないんだが、しかし自分のヲタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない最近のHello!Projectの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、最近のハロプロを紹介するために
聴かせるべきシングル10枚を選んでみたいのだけれど。
(要は「宇多丸のマブ論」の正反対版だな。彼女にアイドル世界を布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、経済的に過大な負担を伴うイベントDVDやコンサートDVDまでの言及は避けたい。
できればマキシシングル、例外としてミニアルバムも可としたい。
あと、いくらハロプロといっても古びを感じすぎるものは避けたい。
市井ヲタが『青いスポーツカーの男』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じなので、2003年以降の作品に限った。
彼女の設定は
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「辻加護卒業以前」を濃縮しきっていて、「辻加護卒業以後」と「久住加入以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。2もあるし。
ただ、ここでヲタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、ヲタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「ヲタクが考える一般人に受け入れられそうなユニット(そうヲタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「ハロヲタとしてはこの二つは“混成ユニット”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のアイドルヲタが持ってるアダルトなエロスへの憧憬と、あき竹城監修のクチャーズ的な衣装へのこだわり((そんな事実はない))を
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもつんく♂な
の二人をはじめとして、ヲタ好きのする仕草を振り付けにもちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを聴いた彼女は「ビーチボーイズだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後続いていないこと、これが美貴ヲタでは大人気になったこと、
美貴ヲタならこれがミリオンになって、ハロプロ大復活の原因になってもおかしくはなさそうとすら思っているのに、
キッズヲタにこういう感性が理解されないこと、なんかを非ヲタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱりハロプロは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「Buono!」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるnkskの思いが好きだから。
断腸の思いで雌伏の時期を経てそれでもイマイチ意味不明のユニット、っていう不遇さが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「キッズオリメン」ということへの諦めきれなさがいかにもnksk的だなあと思えてしまうから。
nkskのダンスを俺自身は最高とは思わないし、まだ伸びしろはあるだろうとは思うけれど、一方でこれが
夏焼雅や鈴木愛理だったらきっちり一万枚は売ってしまうだろうとも思う。
なのに、がきさん・みっつぃー・nksk・ちさとでユニットを作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないハロヲタ」としては、たとえnkskがそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今のキッズヲタで安倍のシングルもチェックしてる人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
キッズ発表を含むハロマゲドンよりも前の段階で、つんく♂の哲学とかアイドル理念とかはこの人物で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がセールス的に振るわなくてもこの時代にもリリースできるんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくハロプロ好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる黄金厨的視点でしか安倍なつみを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
嗣永桃子の「尻」あるいは「キャラづくり」をヲタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない青春を毎日生きる」的な感覚がヲタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ2007年SSAでのBerryz単独コン「桜満開 Berryz工房ライブ?? この感動は二度とない瞬間である!」のクールダウン用VTRは本作所収の「ありがとう! おともだち」以外ではあり得なかったとも思う。
「青春化した30代を生きる」というヲタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「ヲタクの気分」の
源は「ありがとう! おともだち」にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう女は早起きして薄化粧くらいしとけ風味の恋愛をこういうかたちで歌詞にして、それが非ヲタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に℃-uteを選んだ。
娘。から始まって℃-uteで終わるのは全然収まりはよくないんだろうけど、℃-uteのメジャーデビューとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。℃-uteに全く触れないわけにもいかなかったし。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
Perfumeが馬鹿売れしている。コンピューターシティーの頃は、B級感を売りにしてソコソコに活動してくんだろーなーとか思ってたらブレイクしちゃった。
なんかアイドルを更新!!とか、すごい騒ぎですね。んで、プロデューサーさんの中田ヤスタカも当然のように注目浴びてさ。
"capsuleの中田ヤスタカ"なんかじゃなくて、"Perfumeのプロデューサーの中田ヤスタカ"になっちゃった。
なんかここに古参のヤスタカファンとしては一抹の悲しさというか、Perfumeヲタに対する嫌悪感ていうか、まぁ、自分がちっちぇ人間だなとは思うけど、感じちゃうのさ。
PerfumeやMEGのプロデュースでは昔のcapsuleみたいなカワイイ系のエレクトロポップ書きまくってんのにcapsuleはどんどんあっち系になっちゃうしさ。
嫉妬だよ嫉妬。MARQUEE読んだら、こしことの関係があーだこーだじゃないってことは分かって良かったよ。
何が言いたいのかよく分からんけど、売れてもつんく♂みたいにゃならないでね〜てことで〆。ちなみに私はPerfumeは単純に歌が下手だと思うので聴きません。
はじめの事件が、故意に流されたものなのか、漏れたものなのか、それすらもう定かではない。そもそもどれがはじまりだった?
かねてより勝手気ままに動くメンバーたちの情報管理に疲れきっていたつんく♂は、はじめの事件が報道された時点でこう言った。
「もうええか。これからはこういう方向で行きましょ。次もあるし。もうええやろ。」
彼の興味は既にモーニング娘。には無かった。その後さも最近明らかになったかのように続々と報じられるスキャンダル。
『こういう方向』だ。しかし、こんなワイドショーに媚びるような路線で生き残れるはずがない。終末に向かう方向転換。
つんく♂は、既に有望なメンバーを集めて新グループを作るいつもの方法で着々と事を進めていた。
もはや誰の目にも明らかだった。モーニング娘。といういれものは、もうすぐ放棄されるのだ。
「モーニング娘。が、好きだったんです。」
とは、そのメンバーの弁である。それが、引き金になった。散り散りになっていたメンバーを、引き戻す引き金。
新たなグループに組み込まれるはずの者も、芸能界を辞めるはずの者も、既にスキャンダルで消えた者や、卒業していった者まで、
最後に、最後に一度だけ、イベントをやろう。誰からともなく発せられた言葉は、全ての娘。を集めるのにさほどの時間を要しなかった。
しかし、時既に遅く、最後のイベントに対するファンの風当たりは、開催前からひどく強いものだった。
スキャンダルで一時は消えた者に対して、モーニング娘を「捨てた」と揶揄されるものに対して、ネット上で怒号が飛び交った。
ファンは、世間は既にモーニング娘。を必要としていない。その空気を素早く読み取ったつんく♂は、イベントの中止を断行した。
何とかゲリラ的にでもイベントを実行しよう。そういう流れも、つんく♂に、事務所に見放された後は細々としたものになった。
一度は集まったメンバーたちも再びバラバラになり、最後のイベントは、夢と消えるかと思われた。しかし、
「あたし、やるよ。」
彼女は、そう言った。最後の一人になっても、イベントを成功させる。そして、イベント当日。
会場は武道館ではない。既に事務所は金を出してくれない。イベント会場は、小さなライブハウス。
メンバーは全員ではない。既に全員が散り散りに、いや今の居場所へ帰っていった。イベントを行うのは、たった一人。
それでも彼女はこの最後のイベントに固執した。思い出にすがった。当時の衣装は少しきつくなっていた。新しい衣装の予算などない。
会場からは、まばらなコールと野次。誰も期待してなどいない。それでも彼女は行かなくてはならなかった。