はてなキーワード: たらい回しとは
国家公務員にボーナスが支給されると、決まってマスコミが取り上げるけど、大臣や幹部の額を書いて平職員の額を書かないのは、恣意的なんだろうか。
国家公務員って、叩かれるほど優遇されているとでも?
最近の社保庁関連の件は、酷いと思うし、あのようなことがないよう、当たり前だけど、真摯に仕事をしていかなければならないと思う。
ただ、マスコミが煽るまま必要以上に公務員への蔑称が飛び交い、さらには、
「仕事もしないのに厚遇された上、ボーナスの自主返納くらいでは少なすぎる。そもそもアルバイトでもできる仕事だし、人員削減を行うべき」
と、あまりにも大きく聞こえることが、とても悲しい。
断っておくが、これで、公務員の不祥事を見逃せとか、社保町職員はボーナス返納等の措置をする必要はないと言っているのではもちろんない。
企業がそうであるのと同様に、責任がある人や関係者は、然るべき行動を取らなければならないし、他の公務員も、一層気を引き締めるべきだと思っている。
ただ、徒に批判されるほど、私たちは、手当や住宅や天下りでで厚遇されてもいないし、至って相応な処遇で、身を削って働いている人の方が多いと思う。
それを知らないのであれば、知ってほしい。
そこで、具体的に国家公務員の平職員の待遇やら仕事やら所感を書いてみることにする。
自分は社保庁の職員ではないけれど、同じ国家公務員なので、1??4年目の平職員の方々と待遇はそこまで大きく変わらないと思う(自分は予算も利権もないセクションにいるので、例えば残業代とか、宿舎の有無等で違う場合があるが、このご時世、そんなにウハウハなところはないと思う。)。
お給料等について。
大卒程度で採用された4年目のノンキャリ(独身)で、手取り22万??24万くらい。これは、住宅補助の2万数千円と、残業代を含めた額。
それから、交通費が半年分の定期代が一括で支給される。
手当とよく言われるが、自分の明細に目を通してみると、全国一律の基準で決める公務員の俸禄表の額に、東京の物価分だけ上乗せられるものが付いている(これが付いて上記の手取り)。ほかは、超過勤務手当だ。休日手当なんて、余程のことがないと(地震が起きたとか、外せない会議があったとか)申請できず、もらったことはない。代休も然りだ。
そして、その他のものには4年間働いてきて、お目にかかったことはない。
手当手当と騒がれるけど、無い。
月の残業時間は業務内容によって幅があり、40??80時間くらい。残業代は3分の1付けばいい方。
自分の残業時間は少ない方だと思う。同期も上司ももっと残業している人が多い。
ちなみに社保庁はもとから忙しい役所だから、残業時間はおそらくもっと多いと思う。それに対してどれくらい残業代が出ているかは、うちと同じように、部署によって違うだろうけど。
住環境について。
絶対叩かれる職員宿舎だけど、うちの部署にそんなものはない。
電車で1時間くらいの通勤距離のとある場所に、世帯者用の宿舎に単身者が相部屋で入るものがあった気がするけど…。
これも、どの役所でどの部署なのかによって、事情は若干違うだろう。数字とか調べてないけど、国家公務員のうち、どれくらいの職員が宿舎に入れているのか、叩くときにそういう数字はないよね。
自分は23区の外れでマンションを借りている。家賃は8万円強。家賃補助は上で書いたとおり2万数千円。
家賃はお給料の割に高いと思うんだけど、以前危ない目に遭いそうになって、怖いから大通りに面した駅至近のオートロック付きのマンションにしたから。
天下りについて。
メディアでは、あたかも公務員が大量にどこどこに天下りして厚遇、と見えるけれど、その得意気に示した数値は、一体公務員の何%なんだと思う。
定年までだって仕事はできないと思うし、普通に退職して、退職金もらって、それで終わりだ。それから後は、当たり前のように、別に誰が就職の面倒を見てくれるわけでもない。
仕事について。
自分は、ルーチンとして、とある手続関係の事案の整理をしている。
手続関係の相談について、手続をしたい会社の方から受けたり、本当に手続を要する事案なのか判断したり、手続済みの会社についての問い合わせに対応したり、そしてそれらの事例を整理したり提案してみたり(まあ聞き入れられないことが多いけど…)。
電話対応が多いけど、どんなに取り込んでても、かかってきた電話はできるだけ待たせないで真摯に対応する。分からないことでもある程度は調べて答えるし、他の部署の担当のことを聞かれたら、たらい回しと感じさせないように説明を尽くして、担当にお願いするようにする。
マニュアルとかはないけど、自分がたらい回しにされたら嫌だし、自分の職業の評判がこれ以上地に落ちるのも避けたいから。
ちなみに電話が多いなかで、「国へのご意見」と称して、「お前も天下りするんだろう、奴隷の癖に」とか罵倒されることも多いよ。
係の担当者は3人で、そのうち平職員は自分ひとり。上司は別件で忙しくて、深刻な事案は相談するけど、実質、手続・相談事務関係はひとりでこなす。
ほか、統計の作成とかも行う。これも上司は絡めず、完成したら確認をお願いするのが精一杯。
それに加えて突発的な業務とかがいくつか。
前は別の係の仕事もやってたけど、体調崩してぶっ倒れてから外してもらった。人は増えないし減るばかりだから、その業務の分は別の人にしわ寄せが行ってしまったんだけど、これ以上耐えて体崩して働けなくなっても困るし。
せめて人が増えれば、と思うけれど、そうはいかない。
昼間から、マスコミが言ってたことをそのままがなり倒すような苦情電話を1時間以上かけてくる殿方は、勿体ないからうちで働いてほしいと思う。
こんな感じで、朝から深夜まで、息つく間もなくルーチンをこなす。たまに国会質問があると泊まり。
勤務時間は9時半から18時半まで。お昼休みが1時間。うちは他に休憩時間はない。退庁するのは21時??23時が多い。
最後に所感。
自分は末端職員だけど、例えばこれから役付きになったとして、仕事の責任は増すだろうけど、周囲を見る限り特段目立って厚遇はされていない。
勤務環境は年々悪くなっている。仕事をしても仕事をしても、非難が先に立つ。
ボーナスをもらった、宿舎があった、一握りの幹部が天下りをした、仕事をしていない等等…。
これらは、実際に批判されるような事実だった例もある。しかし、一事が万事そうではなくて、公務員といってもピンキリなのに、しかし、公務員というだけでいわれのない批判を受けることがあまりにも多いと感じる。
ボーナス支給というニュースに、公務員全部を批判する内容のブログがあれほどまでにトラックバックされるのか、非常に悲しい。
20代??30代の国家公務員の勤務実態の何を知っているのか、と叫びたくなる。
こんな環境で、有能な人材はまず集まらないと思う。蔑まれ、評価されず、酷いときはいわれのない罵声を浴びて激務をこなすよりは、同じ業務量で待遇がいいところは結構あるから、能力の高い人はそちらへ流れるだろう。こうして公務員を志す優秀な人材はいなくなり、質は低下してゆく。
こうなると困るのは誰だろうか。
徒に「公務員は仕事しないのに厚遇されている」という分かりやすいロジックで批判をしても、なにかが改善されるわけでもない、むしろ、真面目に働いている公務員を殺し、質を下げていくだけだ。
今起こっているどの問題の所在も、そんな単純なロジックでは解決しないと思うし、マスコミを始め、そういうことをもっと考えないと、誰の将来も明るくならない気がする。
ちなみに、自分は食うのに困ってないし、今のところ体調も普通だし、終電までには帰れる日の方が圧倒的に多いし、恵まれている方であるということは承知している。ただ、繰り返すが、「公務員」が、怠惰で税金を不当に搾取し、無駄遣いしている人種だと、短絡的に決めつけられているのが、なんとなく悲しいので書いてみた。
自分は、業務の都合上、仕事上の問題の所在とは掛け離れた公務員全体への偏見に満ちたいわれのない罵倒をされることが多いから、過剰に感じているのかなとも思うけど。
来週からも仕事は頑張るよ。。。最近いい加減疲れてきたんだけどね。
追記:国家公務員平均年収って、各大臣を含めているんじゃないかな。
実際、大学の同期とかで同じくらいの稼働の人と比べると…
学校では教えてくれないエロ単語がぼちぼち好評だったので第2弾。予め断っておきますが、あくまで俺が見てきたエロしか語っていないので、ネイティブが見れば偏ってたり抜けてたりするかもしれません。ご了承を。
ひと昔前はいわゆるTGP(たぶんThumbnail Gallery Page)、トップページからテキストを極力排除してサムネイルばかりをずらっと並べ、そのリンク先にギャラリーページを設定するってスタイルが流行っていました。かわいい女の子やぶっかけられてる女の子の縮小画像をクリックすると、その続きなんかが見れるって感じですね。
なんで廃れたのか定かではありませんが、たぶん騙しリンクの多さにユーザーが辟易したんじゃないかと思います。騙しリンクによってTGPサイトをたらい回しされるなんてしょっちゅうです。あるいは単位アクセスあたりのサーバ負荷やトラフィックが旧来より高いという、提供側の都合もあったかもしれません。
まあ何にしろ、今ではTGPを見る機会がめっきり減りました。
前回の#1を書く際にかなり参考にした、Search Gallariesやpussy.orgのような、属性テキストリンクでエロギャラリーをまとめるスタイル。後述するflickrコピーと、思想的な部分はかなり似ているように思います。
どうやってるのかわかりませんが、かなりマイナーな属性でもそれなりに見つかります。属性リンク先では、クリックすればわかりますが、そのエロギャラリーがどういうものかを説明するテキストと共にリンクが張られています。自前で画像を持つのではなく、画像を持っているところにリンクするだけのリンク集といったサイトでしょうか。
EROSHARE - share your eroticsや、その2次元版danbooruがあります。これらは日本でいえばi-bbs.sijex.netや画像ちゃんねるのように、ユーザーが画像を投稿するスタイルを取っています(日本には以前からimgboard.cgiを使って画像投稿掲示板を開設する文化もありましたが、これらは画像掲示板を専門にホストするサービスなので若干違います)。
日本の画像掲示板と違うのは、投稿された画像の属性をタグによって整理し、また特定タグの画像を一気に見れるところでしょうか。たとえばdanbooruのyuriタグページでは、百合画像を大量に一覧できます(*danbooruでは他の海外エロサイトと違い、日本のエロ単語をそのままローマ字にしたものが多いです。これらはエロというよりfunsub文化の影響が大きいみたい)。日本が私書箱ベースの、特定のスレッドを立ててから該当する画像を投稿するスタイルであるのに対し、flickrクローンはまず画像だけをポストして後からタギングによって整理するのが対照的です。
いちおう海外にも、日本の私書箱みたいなimagefapがあります。
どうも特定のエロ会社が提供するサービスではなく、横断的にエロ画像/動画をまとめているサイトが伸びている感じがします。NapsterやWinMXで、エロ画像の探し方も変わったのかもしれません。
寸評:
今回はどうも内容が薄いなあ。
自殺防止活動を進める福井県坂井市のNPO法人「心に響く文集・編集局」が、地元の観光名所・東尋坊で保護し、自殺をくい止めた人が04年5月の発足以来、100人になった。理事長の茂幸雄さん(62)は「(自殺対策基本法が施行されたが)国や自治体の政策は不十分」と話している。
茂さんは県警三国署(現・坂井西署)の副署長だった03年9月、管内の東尋坊で断がいに立ちすくむ東京都の男性(当時55歳)と女性(同72歳)を保護した。茂さんは2人を励まし、少しの金を渡して帰したが、再出発を誓っていた2人は3日後に新潟県で自殺した。
2人は東京に戻る金がなく、福井県内の役所を訪れていた。自殺の2日後、「役所でたらい回しにされ、『死ぬならどうぞ』とまで言われた。私たちのような人間を二度と出さないでほしい」という遺書が同署に郵便で届いた。それがNPO設立のきっかけだった。
NPOでは茂さんと元教師ら55人が連日、東尋坊周辺を交代で巡回。今月14日午後には、石川県加賀市の男性調理師(60)が断がい近くで一人で海を見ていた。茂さんは「もう死ぬしかない」とつぶやく男性の肩を抱き、事務所に連れて帰った。入院費がかさみ、生活保護も認められず、自殺しに来たという。100人目の保護だった。
保護した人は、男58人、女42人。関東や関西など県外者がほとんどといい、福井県内で住宅や仕事のあっせんもする。茂さんは今年9月、「毎日社会福祉顕彰」を受賞。基本法施行で県の「自殺・ストレス防止対策協議会」の委員にも任命されたが、いまだに具体策を示さない協議会に「行政が対応を誤れば、自殺者は増えるばかり」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000024-maip-soci