はてなキーワード: ガンダルフとは
他の方々も色々書いていますし、
なんだか釣りっぽいような気もしますが、
あえて質問に答えてみますと、
フロド達を乗せていかなかったのには
いくつかの理由があると言うことです。
(br)
元増田さんの仮説1と4は基本的に繋がっていて、
それが理由の一つになっています。
ガンダルフにとってはOne Ringはあまりにも強力すぎるのです。
他の方も書いていましたし、
映画でも述べていますが、
最悪の事態に至ることもあり得るということです。
(時間については後述)
(br)
またコンドル(鷲)については、
いくつか解釈の仕方があると思いますが、
私は茶色の魔導師によるものというよりも、
ホビットの冒険に出てきた
鷲ではないかと思っています。
ガンダルフの僕ではありませんので、
簡単に物を頼めるのかどうかという事もあります。
(確かホビットの冒険の時には「貸し借り」の話をしていたと思う)
(br)
彼ら(鷲)には彼らの戦いがあります。
リングを届けるのが彼らにとって
果たして最適な選択なのか、
と考えるのも一興かと。
映画でも描かれていたように
Middle Earthのすべての住人が、
サウロンに敵対しているわけではないのです。
(br)
どのみち鷲たちの住処までは
旅をしなくてはならないので、
それ自体も簡単な物ではないはずです。
(ホビットの冒険でも鷲が出てきたのは旅の後半です。)
最後の最後で鷲に乗って出てきたのは
彼にとっても裏技に近い、と言うことです。
(br)
他の方も述べていましたが、
どちらかというと監視役という感じで、
ホビットと必要以上に関わったりするのは
彼の立場からすると
常軌を逸しているというのもあります。
人との関わりも本来なら避けるべきなのかもしれませんが、
(br)
それでもMiddle Earthの行く末を考えて、
誰にも属していない、力のないホビットに
あえて役割を与えるというのも彼の考えなのかと。
どちらかというと引きこもり気味の
内気なホビットですので、
(映画ではそのあたりはよく分かりません)
外に出ないホビットに究極の旅をさせる、
と言うのもテーマの一つだと思います。
(br)
ヒーローになることを望まない者が、
どこまで頑張っていけるのか、
そう考えると最後の最後で
納得できるのではと。
(br)
描かれていますが、
数十年リングの影響を受けていない、
と言う設定もあります。
人がリングに魅了されてしまったことを考えると、
(br)
一つ言えることはガンダルフは万能ではないと言うことです。
実際灰色の時にはサルマンに負けてしまいますし、
交通手段が馬ですから、
移動には制限がかかっています。
(あくまで鷲は裏技ですからね)
彼にとってMiddle Earthの行く末は
関心事ではある物の、
彼の戦いではないわけですし。
(むしろバルログとの戦いなどが
彼の土俵の戦いなのかとも。)
彼にとって可能かつ、
最適と見なした場面に携わることにした、
と言うのも考え方の一つです。
(br)
長くなってしまいましたので、
このあたりで終わりにします。
他の方もおすすめしていましたが、
是非是非原作をお読みください。
映画が10倍楽しめますよ。
原作よりも人に焦点が当てられています。
(br)
最後に:
最終的にドラえもんのゴールは
のび太くんを一人前にすることであって、
のび太くんの替わりに主人公になることではないということです。
劇場版と考えると良いかもw。
他の方々も色々書いていますし、
なんだか釣りっぽいような気もしますが、
あえて質問に答えてみますと、
フロド達を乗せていかなかったのには
いくつかの理由があると言うことです。
元増田さんの仮説1と4は基本的に繋がっていて、
それが理由の一つになっています。
ガンダルフにとってはOne Ringはあまりにも強力すぎるのです。
他の方も書いていましたし、
映画でも述べていますが、
最悪の事態に至ることもあり得るということです。
(時間については後述)
またコンドル(鷲)については、
いくつか解釈の仕方があると思いますが、
私は茶色の魔導師によるものというよりも、
ホビットの冒険に出てきた
鷲ではないかと思っています。
ガンダルフの僕ではありませんので、
簡単に物を頼めるのかどうかという事もあります。
(確かホビットの冒険の時には「貸し借り」の話をしていたと思う)
彼ら(鷲)には彼らの戦いがあります。
リングを届けるのが彼らにとって
果たして最適な選択なのか、
と考えるのも一興かと。
映画でも描かれていたように
Middle Earthのすべての住人が、
サウロンに敵対しているわけではないのです。
どのみち鷲たちの住処までは
旅をしなくてはならないので、
それ自体も簡単な物ではないはずです。
(ホビットの冒険でも鷲が出てきたのは旅の後半です。)
最後の最後で鷲に乗って出てきたのは
彼にとっても裏技に近い、と言うことです。
他の方も述べていましたが、
どちらかというと監視役という感じで、
ホビットと必要以上に関わったりするのは
彼の立場からすると
常軌を逸しているというのもあります。
人との関わりも本来なら避けるべきなのかもしれませんが、
それでもMiddle Earthの行く末を考えて、
誰にも属していない、力のないホビットに
あえて役割を与えるというのも彼の考えなのかと。
どちらかというと引きこもり気味の
内気なホビットですので、
(映画ではそのあたりはよく分かりません)
外に出ないホビットに究極の旅をさせる、
と言うのもテーマの一つだと思います。
ヒーローになることを望まない者が、
どこまで頑張っていけるのか、
そう考えると最後の最後で
納得できるのではと。
描かれていますが、
数十年リングの影響を受けていない、
と言う設定もあります。
人がリングに魅了されてしまったことを考えると、
一つ言えることはガンダルフは万能ではないと言うことです。
実際灰色の時にはサルマンに負けてしまいますし、
交通手段が馬ですから、
移動には制限がかかっています。
(あくまで鷲は裏技ですからね)
彼にとってMiddle Earthの行く末は
関心事ではある物の、
彼の戦いではないわけですし。
(むしろバルログとの戦いなどが
彼の土俵の戦いなのかとも。)
彼にとって可能かつ、
最適と見なした場面に携わることにした、
と言うのも考え方の一つです。
長くなってしまいましたので、
このあたりで終わりにします。
他の方もおすすめしていましたが、
是非是非原作をお読みください。
映画が10倍楽しめますよ。
原作よりも人に焦点が当てられています。
最後に:
最終的にドラえもんのゴールは
のび太くんを一人前にすることであって、
のび太くんの替わりに主人公になることではないということです。
劇場版と考えると良いかもw。
映画版だとあたかも「鳥を使ってるのがガンダルフ自身」かのように読めるので意味不明になっちゃうんだよなあ。
原作だと、実はあのでかくて頭の良い鳥を使ってるのは別の魔法使い(操ってる、というのとはまた違うのだが)。茶色のラダガストというその魔法使いはガンダルフやサルマンと同じ使命を負って中つ国に来たのだけど、動物たちのことを気に掛ける余りヒトの社会の行方はわりとどうでもよくなってしまったらしい。それでも「あれ? 最近のサルマンの言動おかしくね?」とは思ったらしく鳥さんを差し向けてガンダルフを救出してみるし、「やべえ! なんか指輪発動してるよ! サウロン起きるよ! ガンダルフ急げよ!!」と鳥さんを差し向けてガンダルフを火口に急行させたりはしてみるけど、しかし基本的に自分で世界を救おうとは思ってないので鳥さんをガンダルフに張り付けっぱなしにはしないのだった。
http://anond.hatelabo.jp/20090929024255
仮にそう考えると、エルフの国を出発する時のガンダルフの思考として
パターン1
「数日間鳥を使うのは力の直接行使になってしまうので良くない。しかし一年間歩いて旅をする間フロドに襲い掛かってくるであろう様々な困難を払いのけるために自分の魔法を使い続けるのは力の直接行使にはならない。」
パターン2
「数日間鳥を使うのは力の直接行使になってしまうので良くない。そこで一年間歩いて旅をするフロドについていって彼をを守り続けるけれど、自分が力を直接行使する機会は来ないだろう。」
というものが考えられます。パターン1の思考はめちゃくちゃですし、既にサルマンの裏切りを知っているのにパターン2の思考をするのはただのアホです。
非常に賢いキャラクターとして描かれているガンダルフがここでだけこんな思考をするとは考えにくいので、そうならない為に何か他の要素が必要になってきます。
ガンダルフはサルマンの塔から鳥を使ってエルフの国まで来たけど、鳥を使って火山に行くことは思いつかなかったし、歩いて旅をしている間も雪山を通れないと分かった時もずっと鳥を使うことは思いつかなかった物凄いうっかり屋さんだったという強引な解釈も可能ではあるのですが、そういったガンダルフが底抜けに間抜けであるというような解釈はできれば避けたい所です。
http://anond.hatelabo.jp/20090929012525
>どうせ納得する気ないんだろうし
あなたが何をもって勝手に決め付けているのかは分かりませんが、私が見落としている映画中のシーンや、或いは私が知らない小説などの中にあって映画では省略されてしまった情報に、ガンダルフの判断に影響を与えたものがあるのではと質問してみることに問題は無いでしょう。そういう事情なら確かにガンダルフは陸路を選択するだろうなと思えるような情報は何ですか?
>ああすればこうなったとかこうすればよかったのにとかは何の意味もなさない。
と言っていますが、私の主張は飛んでいけばよかったではありませんよ。
私の最初の投稿にあるとおり、ガンダルフがどのように考えて陸路を選択したのかを教えて欲しい、です。
仮に作者が陸路を彼らに運命付けたのだとしても、ガンダルフ自身は「作者が陸路を行って欲しいと思っているから飛んでいくのは止めよう」と考えた訳ではないでしょうから。
イスタリとかマイアとかいう単語を知らなくてもぴんとくるレベル=映画内でわかる範囲で言い換えてみるテスト。
ゴクリ、もといゴラムが元々指輪を拾った何者か(原作ではホビットの祖先にあたる種族って説明されています)が指輪に惹かれるあまりにモンスターな姿に変貌しちゃったものだ、ってのは映画でもわかりますよね。
エルフのガラドリエル様が「指輪やる!」って言われてなんかもの凄く威圧感あふれるお姿に変貌するシーンがありましたよね。結局は「試練に耐えた」つって指輪突っ返すんですが。
同じように、ガンダルフですら指輪を持ったらいつまで耐えられるかはわかりません。素のじいさんフォームですら世界屈指の魔法使いであるガンダルフが、指輪の誘惑に負けて悪に落ちたらどうなるか。サルマンとタイマンで勝てるくらいのパワーアップを遂げる可能性もありますが、その後サルマン以上に世界の脅威、『魔王』に成り果てるかもしれません。それでは本末転倒なので、「自分が悪に落ちたことにより更に世界が危機にさらされる」リスクを避けたと考えるべきでしょう。
幸い、ホビットはそんなに短期間では指輪への誘惑に負けなさそうだし、よしんば誘惑に負けたとしてもせいぜいゴラムがあんな姿になっちゃった程度の影響で済みます。
http://anond.hatelabo.jp/20090928091448
>複数出てきているシーンはなかったと思うんだけど。
終盤5匹くらいまとめて出てきてそれぞれが黒の竜達と互角に戦ってますよ。
>それもあってガンダルフは積極的に力を行使できない。
地上を行くことによって鳥にホビットを乗せてあげるよりもはるかに積極的に力を行使してます。人間の軍勢を率いて(人間のリーダーを殴って気絶させて指揮権を奪って)サウロンの本隊と戦争してます。サウロン本隊のリーダーとは自分が直接対決しちゃってます。
>「ピュッと飛んでって指輪捨てて話が終わったら面白くねえだろ?」に尽きる。
そう考えるなら、最後に敵地からピュっと飛んで帰ってきたり、鳥を何匹も出して竜と戦わせたりとかはやめてもらわないと、物語が興ざめですわ。
http://anond.hatelabo.jp/20090928010831
>鳥に乗って空を飛んだり、竜を追い払ったりする力はその時に得た。
転生する前に、鳥を呼んでサルマンの塔から脱出している。エルフの国から出発時のガンダルフが竜の存在を知っていたのかや追い払う力を持っていたかは不明。
>神や精霊が人間の世界に対してやることにいろいろ制限があるのは神話の世界のお約束。
人間集団を率いて火山に向かったり、サウロンの本軍と人間の軍を率いて自分が先頭に立って正面戦争したり(人間の国のリーダーを自分の判断で殴って気絶させて自分が勝手に指揮権を奪って、退却の指示を徹底抗戦の指示に変更して戦闘)、サウロンの一番の部下である9人の王のリーダーと直接対決したりすることは問題無しで、ホビットに乗り物を提供するのはだめというのはおかしい。
ガンダルフが乗っている鷲はグワイヒアというあの世界の鷲の王様(後に鳥の王様)で一羽しかいない。ガンダルフのお友達。
複数出てきているシーンはなかったと思うんだけど。
サルマンはガンダルフと同じ立場の魔法使い(イスタリ)だけれども指輪の力に惹かれて裏切った存在。
イスタリは一種の精霊というか下級神みたいな存在で、その上の神様が
「サウロンは人間が倒すべきだから敢えてサウロンより弱いお前らをつかわす。さらにお前らがあまり力を使ったり出来ないようにお前らを年寄りの姿で送り込むんで、お前らの知識でもって人間をうまいこと誘導してやんなさい」
と命じている。それもあってガンダルフは積極的に力を行使できない。
……と言ってもこれも後付ルールみたいなもんなんだよな。ぶっちゃけ「ピュッと飛んでって指輪捨てて話が終わったら面白くねえだろ?」に尽きる。
映画ではそういうことになってるのかあ。っていうか竜っていわゆる「恐るべき獣」のことだったのね。
黒の乗り手は自分が支配されている指輪の位置を感じることができる。また、その乗騎は鋭い視力で怪しいものを見つけることができる。超人的レンジャー能力の持ち主である馳夫が道中でしつこく「隠れろ」「火は使うな」って言ってるのはそれだよね。映画ではそのシーン無いのかもしれないが。
まあ、そこまで興味があるなら原作読んでみるといいかもしれない。指輪物語の9巻+補遺(これが重要)、シルマリルの物語上下、終わらざりし物語上下といったところか。
今からならきっと年内に読めるよ!がんばれ!
アラゴルンがエルフの会議から結構味噌っかす扱いされてて面白いぞ。サウロンを倒してミナスティリスで戴冠した後。「ここに残って指導してくれ」とかガンダルフに頼んでるんだよな。ガンダルフが何者で使命が何だったか、まるでわかってないっぽいw
イスタリ、マイアとかの単語を調べてみれば、なぜ彼らが直接的に問題の解決を行えないのかの理由がそれなりに調べられると思いますが。
かれらは、自分達の愚考を反省した(我々の世界的にいってしまえば)神々にその能力の直接的な行使を禁止されています。
どちらかと言えば、廃坑のバルログやらドラゴン相手に力を行使してしまった方をこそ問題視すべきなのですが、そこをあれこれ言い出すと、指輪世界のどろどろとした世界解釈とその闇に潜む魑魅魍魎を相手にすることになるので、「じぶんではかいけつできない」設定だったと思っていただければ。
ちなみに、あの世界のバルログは、直視すると恐怖だけで相手を死に至らしめる事があるほどの強敵で、ガンダルフが対峙したのは、その中でもまず人間では手も足も出ない相手。
黒の乗り手は指輪に取り付かれた人間の王達ですが、かれらも常軌を逸した能力者で、当然のように恐怖で人を殺します。
直視するだけでも能力が制限され、なみの魔法武器ではダメージを与えられませんし、攻撃のための接触でさえ自分に危害が及びます。
むしろ満足に戦えてるアラゴルン達を賞賛すべきシーンだったり。
(アラゴルンも人間上位種の直系で、人としては規格外な能力者だけれどもね)
バルログや古代人間種のように、高位のエルフもとんでもないチート集団で、暴力以外での不老不死が約束されていたりする。
エルロンドに至っては、RPG的な表現ではレベルカンスト者で、愛剣ヘルカルイネを一振りするだけで、トロール程度なら一刀両断。
http://anond.hatelabo.jp/20090926135312
>指輪を葬る旅は秘密裏に行う事を目的としていたので、空から堂々と、というのはないでしょう。
指輪の所持者が指輪を葬る旅を堂々と行うことができないのはなぜですか?
また、地上を集団で1年も歩くより、鳥の背中で一日から数日飛ぶほうが目立たないと思うのですがどうでしょう。
>また、ガンダルフ(魔法使い)は、あくまで「中つ国の人々がサウロンと戦うために結びつく」よう指導するべき立場です。
ということは、ガンダルフはわざわざサウロンが復活するのを待って、それから人々に団結してサウロンと戦うよう導くつもりだったということでしょうか?
ガンダルフはビルボがずっと指輪を持っていたことに気付けなかったことを悔やむような発言をしていたので、もっと以前から知っていればサウロンの復活を阻止したかったのだろうと考えたのですが。
また、同じ魔法使いのサルマンは逆にサウロンに味方していますが、彼はガンダルフとは違う立場なのでしょうか?そもそも「指導するべき」立場というのはどこから出てきているのでしょうか。
また、2人での旅を他の種族が嫌がるなら、4種族の代表たちも一緒に運べるだけの数の鳥が居ます。
人力検索は質問文の文字制限が厳しい上に、後から見やすいように追記することも出来ないし、それに関する回答を1週間しか受け付けられないし、さらにポイントが欲しいのか話の流れを無視した無駄な回答がたくさんついて面倒なのでこの種の質問には向かない気がします。
http://anond.hatelabo.jp/20090926125708
まず、空を行くと空の黒いのに会う確率は非常に低いです。サウロンは指輪が直接どこにあるかを知ることは出来ていませんので直接狙って接近してくることはありません。また、9人の黒ですが、彼らの大多数はフロド一行が出発するころ馬に乗ってエルフの国付近を探索していることは知られています。さらに作中では、移動中に空の黒いのに出会うことはなく、遭遇するときはいつも空の黒いのが人間の拠点を攻撃している場所に主人公達が居合わせた場合だけです。これらのことから空の黒いのの索敵能力は低いことが分かります。よって、鳥の背に乗って飛んでいても、それを見つけることは非常に難しく、さらに、上から見ない限り背中に人間を乗せていることも分からないので狙われる危険は非常に低いです。
それだけではなく、映画中ではガンダルフは杖を光らせるだけで黒い竜三匹を一度に追い払ってしまいます。9人の黒のリーダーと地上で真っ向勝負になれば大変ですが、空で万が一に出会ってしまっても、竜を追い払うだけなら簡単です。
まず、もともと指輪はフロド「のみ」に託されたものではありません。
裂谷で、4つの種族がその先を会議した結果、その4つが諸共に争いに発展し、唯一蚊帳の外で正気を保っていたフロドが決断を促した事でも
ホビットの精神的な強健さは卓越していると思っていいでしょう。
あのシーンは「ひとつの指輪」が争いを引き出している、というように見えます。
ガンダルフ自身は、ひとつの指輪の支配下たる3つの指輪の所持者ですから、
指輪を葬る旅は秘密裏に行う事を目的としていたので、空から堂々と、というのはないでしょう。
裂け谷でも、魔法使いとホビットが二人で、と言い出したら、その危険性にどこまで他の種族が納得したか疑問です。
中つ国を代表する4つの種族と、新たに脚光を浴びたホビット、という旅仲間だからこそ
旅が認められたのだと思います。
また、ガンダルフ(魔法使い)は、あくまで「中つ国の人々がサウロンと戦うために結びつく」よう指導するべき立場です。
だからこそ、これまで中つ国をリードしてきた種族であるエルフの裂け谷に、他の種族も呼び寄せ、会議を開かせた。
結果として、フロドとサム、二人のホビットにゆだねる形になったけれど、本来はそうした種族同士の結びつきこそが戦いの中心だったはずです。
…と、ここまで書いてふと気付いたことが。
映画ではもしかして竜になってるかもしれないけど、空飛ぶ黒の乗り手が9人もいるんだぞ。首領はガンダルフと互角だそうだ。無理やり行ったら叩き落されるって。
まあ、そういう理屈は後付けっていうか納得できないかもしれないけどさw
http://anond.hatelabo.jp/20090925211357
空から行くのが甘くないとして、具体的にはどんな妨害があるのでしょう。
魔物ではないでしょうし(竜より強い空の魔物が別に居たら使っているはず)、目から直接攻撃が出る訳でもないようですし(出るならフロドに使っている)。
そしてまたその空からのリスクが高いとしても、エルフの国から歩いて行くというのはとてつもなくリスクは高い訳ですから、それ以上に高いリスクであるとガンダルフが考えた過程が謎なのです。
また、フロドは13ヶ月もの間指輪を直接身に着けている間に徐々に蝕まれていきましたが、一緒に旅をする人々には影響が出ていませんでした。ですから、フロドに持たせて2人でコンドルに乗って1日か2日か知りませんが飛んでいって捨ててくるのなら殆ど精神汚染も無く済むはずです。
ロードオブザリングに映画よりも長いバージョンのDVDがあるのを知って最近また見ました。
その際おかしいなと思う点が幾つかあったのですが、一つだけあまりにも理解出来ない事があるのでお聞きします。
最大の謎
「なぜガンダルフは指輪を火山に運ぶ際、コンドルの背に乗って自分で持っていかなかったのか?」
仮説1の否定 ガンダルフは敏感肌なのか、確かに直接指輪に触れることは出来ない様子だった。しかし、封筒に入れた状態でなら問題なく持っていた。それなら封筒に入れた後バッグに入れて持っていけばいいだけである。また、長時間近くにいることも出来ないのではないかという考えも、指輪を持つフロドの間近で長期間徒歩の旅をしていることから否定される。
仮説2 空から行くと空の魔物に襲われるため。
仮説2の否定 映画では空の魔物はサルマンの偵察鳥と、サウロンの竜が出てきた。しかしガンダルフは偵察鳥の拠点であるサルマンの塔からコンドルに乗ってエルフの国まで逃亡していることから、偵察鳥ではコンドルを妨害することは不可能であることが分かる。また、竜に対しては杖を光らせて追い払えることが作品中で示されている。
仮説3 火山のある土地の大気には、コンドルが近づけない何かがある。
仮説3の否定 火山の噴火している最中に火山の地表まで接近している様子が作品中に描かれている。
仮説4の否定 それならば指輪を持たせたフロドも一緒に乗せればいい。一匹では一人しか運べないとしても、コンドルは何匹も居る。
他にも小さな理由は幾つか思いつきますが、わざわざ、戦闘経験も冒険経験も無いホビットの若者に持たせて地上を歩いて火山まで行く方法を選ぶほどの理由は思いつきませんでした。別に指輪の運搬や処分方法について難しい条件があるわけではないのだから、普通に飛んでいってバッグごと火口に投げ込んでくればいいのにと思うのですがどうでしょう。なぜ300世代分(1万年ほどですかね)も生きてきた彼が陸路を選択したのでしょう?最初から空路を選択していれば殆ど誰も死なずに済んだでしょうに。
※回答は、ガンダルフがどう考えたのか、の形式でお願いします。
余談ですが、サウロン弱すぎますよね。肉体も指輪もある状態でも、指先をちょっと切られたら即死ですからね。攻撃力もせいぜいトロルくらいだし、打たれ強さは登場キャラクター中最弱と。そんなに脆いなら前線出ないで後方支援に徹すればいいのに。王の剣だって別に特別に良く切れる訳ではなく、オークの鎧も上手くやらなきゃ切れてないですからね。そんな普通の切れ味の剣にあっさりやられるくらいなら、指輪と同じ製法で、火山の火でしか変形しない自分用の鎧を作っておけばよかったのに。
それはそうとして、映画は感動しつつ大いに楽しめました。
9/29追記
謎は解けました。
寄せられた情報によると、あの鳥はガンダルフが魔法で呼ぶのではなく、茶色のラダガストという魔法使いの友人で、ラダガストの気が向いた時だけ助けに来てくれるので、ガンダルフが自由に呼べる訳ではないそうです。それならガンダルフは空路を選べるはずがありませんね。
教えて下さった方、ありがとうございました。