深夜の机、問題集の山。
ペンを握る指先に、未来が宿る。
ひとつ解けるたび、
少しだけ自分が賢くなる気がした。
でも、君の微笑みだけは、
永遠に解けないまま。
新しい考えが浮かぶたびに、
脳のどこかで火花が散る。
その火花の中に、
君の名前が紛れ込んでいた。
これも一種のトレーニングだと思えば、
少しだけ救われる。
昨日読んだ言葉も、
明日必要な数字も、
君の笑顔の奥に隠れてしまう。
脳を鍛えるって、
こういうことじゃないはずなのに。
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