「無限の猿定理」の現実的限界。猿が寿命まで適当にタイプライター叩くと“バナナ”書くだけで超苦労
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ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」
村上龍「?」
ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」
村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」
村上「?」
ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかくシェイクスピア作品が完成するまで全力でやらせる」
ワタミ「そうすればその猿はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際にシェイクスピア作品が完成するまでやったのだから。『無理』という言葉は嘘だった」
村上「いや、シェイクスピア作品が完成するまでやったんじゃなくやらせたって事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
ワタミ「しかし現実としてやったのですから無理じゃなかった。その後はもう『無理』なんて言葉は言わせません」
村上「それこそ僕には無理だなあ」