2024-10-21

お世話になっていた人が亡くなった

自己ゲロ野郎で色んな人から見離されていた若い頃の俺

そんなクズを見捨てず、優しく、時に噛み含めるように諭してくれた、俺が入社して以来、誰よりもお世話になった人が亡くなった

いつだって俺のやらかしをこっそり庇ってくれていた彼

入社した頃に比べたら大分マシになったんだ、もうちょっと頑張ってみろと言って優しく微笑んでくれた彼

もう少しで定年だから自由になったら行ったことのない場所へ行き、旨い飯と酒を飲んでのんびり余生を過ごすんだって言っていた彼

今まで会った歳上の人間の中で一番器が大きかった、そんな大恩人である人に、もう会えない

俺は何も返せていないのに、もう会えないのだ

……それがたまらなく悲しい

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