どういう流れでそうなったか完全に忘れてしまったのだけど、私の家にいじめっ子のサイドキックみたいな女の子が来てて、アルカイックスマイルを浮かべながら他の女の情報を小出しに喋るのを、やっぱり私の家に来てるですわ口調の悪役令嬢っぽいのが聞いてていちいち感激してみせていた
その悪役令嬢っぽいのが「また聞かせて頂戴ね」とか言ってようやく私の家を出ると、目の前の公園の敷地内に水の塔が天高くそびえ立っており、別の悪役令嬢っぽいのが塔の入口の前で待ち構えていて、入り口の扉が開くと奥にはまた別の悪役令嬢っぽいのが石板に磔にされてて、柱の前にいた悪役令嬢っぽいのが何かを唱えると磔にされた悪役令嬢っぽいのの身体がドロドロに崩壊していって、そのドロドロの中から鍵のような物が出てきて最初の悪役令嬢っぽいのがそれを拾いあげる
その光景をはるか遠く、東京ドームの屋根の上からまた別の悪役令嬢っぽいのが執事の爺やと眺めてたんだけど、そいつが突如、先端がオクラの槍を手に取って「オクランサー!オクランサー!」って言いながら何本も投げつけてくるところで目が覚めてしまった