何かの記事を辿っていて、ふと小学生の頃に1巻が発売された児童書のシリーズが、約10年前に20巻で完結していることを知った。
私は4巻くらいまでしか読んでいない。
それ以外にも、対象が小学校中学年向けのシリーズものも、高学年になった途端に読まなくなって、中途半端な巻で終わっている。
話が途切れたということはなく、きちんと1冊の中で完結はしているけれど、それでもシリーズものである。
海外のものも含めて、そんな中途半端な巻で読むのをやめた本(シリーズもの)がいくつもあることをふと思い出した。
大人になって、完結したそれを読むかと問われれば、読まない。
子どもの頃に完結済みのシリーズもの、つまり少し古い作品を読めばよかったなと思ったけれど、それはそれで当時の自分には響かなかったような気がする。
小学校低学年〜中学年の頃では、ひと昔前の本よりも新しい本の方が読みやすい。
高学年になれば、大人向けの本や名作に触れる機会が増えて、こういった児童書を読まなくなる。
でも、まぁ売れているみたいだし、読む子は読むのだろう。親が買い与えているのかな?
なんてことをふと考えた。