2024-03-26

anond:20240326193953

昔のゲーム音楽ははじめから終わりまで全部メロディが切れ目なく流れていて、しかもそれが短い間隔でループするから記憶に残りやすかったんだよな


クラシック音楽古典派音楽の頃は反復記号が頻繁に使われていた

もちろん記憶に定着させるため


今のゲーム音楽メロディがあってもずっと歌い続けるような作りにはなっていない

セクションの盛り上がりで中断されることが多い

ずっと同じパートが同じメロディを鳴らし続けるのではなく、複数楽器が交代しながら、あるいは同時に演奏することで奥行きのあるゲーム音楽になっている従来より(比較的)ポリフォニックになったということだ

もちろん今のゲーム音楽の方が作りとしては良くできているが、ハンバーガーみたいな分かりやすい味付けではない


かつてのゲーム音楽性質を知っているすぎやまこういちは、それを逆手に取るようにオーケストラ演奏させたんだな

このギャップハード進化するにつれて埋まっていき、ついにはストリーミングオーケストラを鳴らし続けるようになってしまった

私としてはこのギャップがあった方が表現多様性を味わえて良かったのだが、今それをする必要はもはやないと言える

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