2024-02-13

それでも「あのさん」と呼んではいけない

『あのちゅーる』( https://www.youtube.com/watch?v=D79Na7Kik0w ) を観て、人間としての格の違いを目の当たりにした。

それでも、「あのさん」と呼んではいけない。

テンプレ化された敬意の示し方しかできないのでれば、特別存在である彼女をよくいる平凡な存在におとしめかねない。

それは、タレントとしての寿命が縮むことを意味する。

一部の人たちの間でもてはやされ神格化される様は、承知の通り傍から見ていて気分の良いものではない。

しろ興ざめすらさせる。

「あのさん」でも「あのちゃんさん」でもいけない。

アーティスト「ano」であり、「あのちゃん」だからいいのだ。

「あのさん」と呼ばれるにはきっとまだ早い、と私は思う。

そして「あのちゃん」側もまだそれを望んでいるわけではないとも思う。

敬称「さん」をつけるしか敬意を表す方法を知らないのなら考え物だし、「ちゃん」づけを蔑称とするのならばそれもまた浅慮だ。

定型化された敬意はそれを向けられた者の才能を定型化するようで、危うい。

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