「スタグフレーション」とは、景気が停滞しているにもかかわらず物価の上昇が続く現象。
賃上げによって企業のコストが増加し、物価が上昇することでスタグフレーションが発生する。
他にも厄介な問題がある。政府が賃上げを要請する場合、企業の利益が減少することで失業率が上昇する可能性がある。
賃上げによる物価上昇がされているなかで、実質賃金は下がっている。この状況下で消費が増えているという証拠はない。
賃上げがさらなる物価上昇を引き起こすので「物価上昇率を越える賃上げ」が空論の可能性もある。
物価上昇率、などに惑わされてはいけない。実質賃金が改善されたのか。そこを見ろ。
賃上げするから実質賃金が下がるのだという事実をまず直視せよ。
Permalink | 記事への反応(0) | 19:04
ツイートシェア