鼻からの振動が塞がっているから「鼻声」なのであって、声を響かせるために鼻の振動を意識するのは「ヘッドボイス」である。
「鼻声」という表現がミスリードであった。
こんな声の出し方の基本すら30年間だれも教えてくれなかった。
何のために音楽の授業があったのだろう。
あの時間に、声の出し方の基礎を学んでいれば、歌唱のみならず、
日常会話全般が円滑に行われ、もっと人々と前向きに関わり、成功体験や人脈を築いていけただろうに。
腹に力を入れて声をだせ?横隔膜が緩むことで肺は空気を排出するのに?
筋肉の仕組み、体の使い方に無頓着すぎる。
だから伝統的に聞きかじったなんとなくのイメージしか伝達できない。
一事が万事こんな調子である。
自ら学ぶことでしか、自らを救うことはできない。
Permalink | 記事への反応(0) | 18:01
ツイートシェア