たとえば今みたいに政治家や企業が、有名な個人が問題を起こした時に、「人間そんなもんだよ、どうしようもない」と諦めの気持ちで流してしまうことは、格好良く言えば「無常感」みたいなものになる。
諦め、流しながら、次行こうよ、次。さっさと忘れてしまいましょうよ、そうするしかないでしょう、という姿勢。
しかし一方で、諦め受け入れるということは改善をしないということだ。洪水で流された橋をまた作ろうという時に、同じ材質で同じ構造の橋を作るようなものだ。
この姿勢は、考えても無駄な物事には有効なのかもしれないが、反省や検証、改善といったことに繋がらない弱点がある。
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