今日は諸用で早退をしてみました。諸用と言っても自分の不注意でそうしなければならなくなったんですがね。
校舎から駅までの道のりは期末考査中であろう他校の生徒しかおらず、すれ違った他校生が自分の高校名を口にしているのが聞こえた。大方、○高今日早帰りなん?とかでしょう。もう担任に神妙な顔でお腹がいたいです、なんて言ったときの緊張感はすっかり消えていて、ああそうです、早帰りです、私だけ、なんて答えてやろうかと思ったが生来の根暗が祟ってそんなことはできない。それでもまあすっかり調子に乗っていて、これから玉突きにでも言ってやろうかしら、とか考える。(これは最近読んだノルウェイの森に感化されているだけ、浅はかすぎるね)
駅に着くとこれまた他校生でいっぱいで、ビビりあがった私の自信は喪失に喪失を重ね、老人しかいない隔絶されたホームにとぼとぼ向かう。まあまあ田舎行き・30分待ち。自分には構内のスタバに寄る勇気も、クラスの気になる人に話しかける勇気もないが、早退くらいはできるもんだなあと思います。なんの誇りにもならないけど。せめてもの抵抗でブレザーの前ボタンを外してみました。ああ電車が来たみたい。