震えたよ。
特にあのシーン、タイラーがコンビニ店員に銃を突きつけるシーン。
コンビニ店員は獣医を目指していた。
でも、それを忘れたような生活をしていた。
怠惰。堕落。雑多な忙しさに感けて、毎日を惰性に過ごす。
タイラーは言う。銃を突きつけながら。
「獣医を目指さなかったら殺す」
いつでもお前を見張っている、と。
解放された彼は必死に逃げながら、今度は逃げないことを決意する。
それは夢から。
逃げた道が、今度は真っ直ぐ進む道になる。
彼は銃を突きつけられて、一度死んだんだと思う。
タイラーは語る。
「明日は、レイモンド・K・ハッセルの人生で最高の日になる。朝飯は、俺たちが今まで味わったどんな飯よりもうまい」
自分に、今の社会に、必要なのはこれなのかもしれない。
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