増田が物理の方程式を立てる。
その式には何の根拠もなく、増田自身も根拠を持っていない。
しかしどこぞの誰かが実験して調べてみると、偶然にもその式が正しいと証明された。
そこで増田は天才と称されるようになる。増田の式が正しかったのは偶然に過ぎないのに、だ。
「そんな馬鹿な」と思うかもしれないが、現実に間々ある出来事である。
そして大半の人は、その偶然性を知らないまま過ごし増田を天才だと認識するだろう。
そして忘れてはいけないのが、この話がアナロジーとしても機能するということ。
「どういうことかよく分からん」と思った人はウィトゲンシュタインとクリプキの本を読め。
面白いから。
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