娘ちゃん、ものはなんでも小さくすると原子っていう小さな粒になるのは知っているかい?
知っているね、いい子だ
その原子は実はプラスの粒の周りをマイナスの粒がぐるぐる回っている形なんだ、そう、太陽と地球に似ているよね
で、そのマイナスの粒だけが飛び出て動いていくことが電気の正体なんだ
そのマイナスの粒の動きを光に変えれば電灯になるし、運動に変えると、ほら、このシーリングファンみたいにものを動かすことができる
熱に変えたのがこのストーブだね
もっと頑張ればテレビとかパソコンにもなるんだけど、これがどうなってるかはパパには全然わかんないな
そして小さい頃から買っていた電脳サーキットで回路を作り、ほら、わっかに繋がると光るでしょー、わっかになってないとマイナスの粒が流れないから光らないんだよ、ってやった
はい噓松 中学3年で学習する化学分野は化学変化と原子・イオンになります。 中学2年生の理科で習うのは「電気」「化学変化」「動物」「天気」の4分野。
どういうこと? 中学の学習分野が7歳の娘の素朴な疑問に影響を与えるのかい?
7歳で原子は知らんやろ・・
正確にはわかってないやろけど、チャレンジとか小学8年生とか読んでるし、Eテレもみてるし、なんとなく「全てのものは原子って粒からできてる」って概念は知ってるで
自分だったら、電気は雷だよーとか、下敷きでこすって、これも電気だよーってやって 簡単なコイル電池作るかな でも最近の子だと回路とかのほうが興味惹かれるかもね、将来の職にも...
あー、静電気か、なるほど、意識になかったな 現象として身近な静電気や雷は確かにイメージはわくけど、そのうち学校で習うであろう回路と静電気ってちょっと結びつかないだろうし...