2022-10-18

情報はどこまで細かく切り取れるか

ひろゆき氏のある動画を見ていた。

その動画を見て他の人がどう思ったのか気になってTwitterで調べてみたら、動画キャプチャを何枚か載せて、ひろゆき氏の主張全体ではなく、その数枚のキャプチャ字幕を繋げた言葉に対して批判している人がたくさんいた。

そしてその人たちは大抵、そこそこの数のいいねが付いていた。

なるほどこういう「情報の切り取り」文化があるのだな、と思うのと同時に、「では、この文化に則って、そこそこの数のいいねが付く『切り取った情報の細かさの限界』はどこにあるのだろう?」というのが気になった。

たとえば、先の動画でいうと、胸から上が映っているひろゆき氏は、そこに何があるのか知らんが画面左に向かって一つのテーマについて字幕とともに延々喋っている。

その動画キャプチャをとって、さらにそれを細かくするというのはどうだろう。

そうだな、ひろゆき氏の顔面だけ数枚分切り取って、「草」とか一言添えてツイートするというのはどうか。

うん、まだ、そこそこいいねが付きそうだ。むしろ字幕付きよりバズっちゃうかもしれない。

では、さらにその顔面キャプチャから唇だけ切り取って「草」と添えたらどうだろう。

む、これでもそこそこいいねが付きそうだ。

なかなか情報というのは手強いな。

それなら、上唇だけならどうだ。

だめだ、これでもいいねが付いてしまう。

情報、強すぎないか。まじ強い。

ええい、ならば、上唇の縦筋一本!これ以上の切り取りは難しいぞ。

うわー!たくさんいいね付きそう!

なんなんだよ。情報最強かよ。やべえよ、もう勝てねえよ。

結論

情報はどこまで細かく切り取っても、いいね

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