もういつだったか忘れたが、中学生ぐらいでひどい喉風邪が完治したと思ったら声変わりが起こってた。
あの時の母親のすっと冷めたような目が忘れられない。
子どものころは低い声で良かったことってほぼ無かった気がする。
もとから声が小さいのもあり、話してるとめちゃめちゃ聞き返されるし、
カラオケ行っても歌下手すぎてつらいし、
「麒麟です」やってーっていつも言われるし、
電車の中で俺が声出したら前の席でうつむいてた人がバッと顔上げて見てくるぐらいだったし、
でも大人になると低い声は「信頼感のある声」として扱われるような気がしないでもない。
いやまあ自分でも声の出し方は練習したし、ボイトレにも通ってるしで、発声自体が良くなった面もあるだろうが。
妙に甲高い声よりは低く響く声の方がいいね。
よかったよかった。