年金って結局、徴収される人間と支給される人間が一定の比でないと収支が釣り合わないわけで、そうだとすると、支給開始年齢を絶対的な固定値にするのは理にかなっていない。
実際には、完全な固定値ではなくてどんどん上がっていっているわけだが、上がるたびに批判されるのは、このラインが絶対的なものだと捉えられているからではないだろうか。
だから、完全変動制にすればよい。つまり、年金の対象者を年齢順に並べて、上位○○%を支給開始年齢のラインとすると決めるのだ。
高齢化が進めばラインは自動的にどんどん上がっていくし、逆に若年人口が相対的に増えればラインは下がり、理論上は60歳より下回ることもあり得る。
副次的な効果として、年金開始年齢と一定の関係性がある定年年齢も、自然に変動していくことになるだろう。
これは妙案ではないだろうか?
支給額をガチャにしようぜ