「耳障りのいい」ってすっかり一般的に使われる誤用になってしまった印象を受ける
そもそも「障り」って字なんだからネガティブな意味なのは自明だろうと思っていたのだが
音で聞くと「みみざわり」
これを「手触り」、「てざわり」と同ジャンルと誤認するケースがあるのかと気付いた
すなわち「耳触り」
それぞれの意味を解するのならば以下になるだろうか
「○○触り」は本来だと文字通り触れるような感触にしか使えないはずなのだろうなあ
肌触り、舌触り、歯触り、手触り……
そういえば手触りが手障りと誤用されるケースは見たことが無いな
法則性として意味が狭い方から広い方へ転じるみたいなおのがあるのかもしれないな
あと鼻障り(はなざわり)って言い方が無いのも不思議だ