2022-07-20

痛風って、どんな病気


anond:20220720171818

●ある日突然、足の親指に起こる激痛発作

痛風とは、ある日突然、足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気で、男性に多い病気です。この症状は発作的に起こることから痛風発作」とよばれ、発作が起こると、2~3日は歩けないほどの痛みが続きます

その後、痛みは徐々にやわらいでいきますが、正しい診断や治療を受けずに放置していると、同じような発作が繰り返し起こり、発作を起こすたびに病態悪化していきます痛風

痛風の予備軍、高尿酸血症とは?

痛風の背後には、「高尿酸血症」という病気が潜んでいます高尿酸血症とは、体内でつくられる尿酸が増えすぎている状態です。

尿酸は体の新陳代謝により発生する老廃物です。通常、体内の尿酸は産生と排出バランスを保ちながら、一定の量に保たれるようになっていますが、尿酸が過剰につくられたり、排出がうまくいかなくなったりすると、体内の尿酸一定量を超えてしまます。こうして血液中の尿酸の濃度が7.0mg/dlを超えた状態高尿酸血症です。

高尿酸血症は、それだけでは自覚症状はありませんが、尿酸濃度が高い状態が続くと、血液に溶け切れなかった尿酸結晶化して、関節や組織にたまっていきます。関節にたまった尿酸結晶に対して免疫細胞が反応し、炎症を起こして痛風となるのです。

記事への反応 -
  • 食品中のプリン体が分解された最終産物が尿酸になりますので、尿酸値が高い人はプリン体を多く含む食品を控える必要があります。 あん肝、レバー、モツ、白子、牛肉ヒレ、ロース、...

    • anond:20220720171818 ●ある日突然、足の親指に起こる激痛発作 痛風とは、ある日突然、足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気で、男性に多い病気です。この症状は発作的に起...

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