「統一教会は日本の政治をはじめあらゆる分野に食い込んでいる。」
と言って事件直前なら誰が信じてくれただろう。
少なくとも俺は信じなかっただろう。
「陰謀論に染まった人の妄言」とか、「イルミナティとか信じてそう」とか思っただろう。
それが今やどうだ、今まで信じていた多くの事に失望させられている。
俺は自分が恥ずかしい。
なぜなら俺にとっての陰謀論とは「主張に対する非論理的な防御反応」つまりレッテル貼りに過ぎなかったからだ。
しかし検証もせず陰謀論と決めつけ思考を放棄するのは染まるのと同じくらいに愚かな事だ。
「陰謀論」
この言葉には魔力がある。
だから少なくとも確信できるまでは陰謀論だと言わないようにする。
最安ご心お申。